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 猶太(ユダヤ)国際秘密力
太田龍・著  雷韻出版
 
 
 ユダヤ・フリーメーソンは明治新政府に確固たる人脈を構築した

 幕府は安政条約締結後、続々と留学生および外交使節団を欧米に派遣した。
 実に、これらの初期留学生こそ、ユダヤ・フリーメーソンが日本民族のなかから選抜した最初の工作員である。
 イギリス・フリーメーソンのグラバーは、討幕派の雄である長州の志士・伊藤俊輔(博文)、志道聞多(井上馨)を1862(文久2)年、ひそかにイギリスに送り出し、同地を視察させている。
 グラバーにもっとも深く抱きかかえられたのは、あの坂本龍馬である。龍馬の海援隊は、グラバー戦略の別動隊のようなものではなかったか。
 さらに、特に注目しなければならない人物として、藤原一族につながる名門中の名門、西園寺公望(のちの公爵)があがろう。彼は若年にして明治早創のとき、新政府の命によりパリに留学、11年の長きにわたり同地に滞在している。
 また、彼は岩倉具視の死後(明治16〈1882〉年)、公家のトップに立って、明治末年には内閣首班となり、昭和15(1940)年の死去の年まで天皇直近の重臣、元老であり続けた。
 この西園寺公望に、フリーメーソン色がきわめて濃い。
 薩摩閥の元老松方正義(その一族の娘がライシャワーと結婚している)にも、ユダヤとの関連が云々されている。明治6年、洋行帰りの学者たち(西周ら)が設立した「明六社」は、日本の中心地に確立されたユダヤ・フリーメーソンの最初の傀儡機関とみているようだ。
 なお、同じ明治6年、政府は欧米列強の強い要求に屈して、切支丹解禁に踏み切っている。
 ほか、フランス・フリーメーソンとフランス海軍の支持を得た幕府海軍の榎本武揚は、箱(函)館で蝦夷共和国独立(これはフリーメーソンの傀儡となるほかないが)の旗を揚げるとともに、切支丹禁制の高札を破棄させている。榎本も有力な親ユダヤ人脈の一人であることは疑いない。
 王政復古と新政権登場の直後から、十数年にわたって続いためまぐるしい政局の転変は、ことごとくユダヤ・フリーメーソンの仕掛けによる。つまりユダヤに同調しない国粋派、民族派、日本精神派、攘夷派を、入念な計画で罠にはめて陥れ、排除してゆく過程ではなかったか。
 そして彼らが日本民族を操作する手品の種は、安政不平等条約であり、それを改正するためには、日本がより欧米化=国際化(ユダヤ化)することが必要だ、というエサを投げ与え、どこまでもユダヤ化し、ユダヤ的欧米白人の忠実な番犬となるようにおびきよせる手口である。
 こうしてつくられた明治新政府、なかでもフリーメーソンに誘導された五人組(岩倉具視、三条実美、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文)が、日本をどこに導いてゆくのだろうか──。

 
幕末〜明治に植え込まれた日本のフリーメーソン人脈

 ユダヤは徳川期の日本に、一つの足がかりを維持していた。それは、ほかでもない、「蘭学者」(オランダ語を学んで医学、芸術などを研究する学者たち)の一団である。
 幕府が最初に派遣したオランダ留学生・西周と津田真道は、現地オランダでフリーメーソンに入会したことが、公式に記録されている。両名ともに帰国後、明治の政学界で重要な役割を果たしていることは周知のことだ。福沢諭吉もこの系列に属する。このあたりが、近代日本の親ユダヤ人脈の源流とみていい。
 さらに、明治新政府は一挙に大量の外人教師を雇い入れて、欧米式の文物と制度を輸入したが、このいわゆる親ユダヤと外国人の主要部分は、ユダヤまたはフリーメーソン人脈である。
 こうして横浜と神戸に、フリーメーソンの組織が確立された。
 幕府が洋学の研究教授のために設立した機関を、新政府はそっくりそのまま継承して、のちの東京帝国大学とした。つまり、この東京帝大の一部がユダヤ・フリーメーソンの実働部隊のようなものであったのだ。
 日本帝国陸軍は、フリーメーソン会員・西周の考案したユダヤの星(五芒星)を軍のシンボルとして採用している(日本は日の丸を国旗としたように、古来、太陽シンボルの国であり、ユダヤ〈欧米〉のような星シンボルの国ではなかったはずだ)。
 旧陸軍では下士官や古参兵が、新兵・兵卒にビンタを喰わせるのが常であったというが、実はその起源は、明治初年、日本陸軍が範としたフランス軍にあった。
 フランス帝国は植民地を支配する軍に、現地の「土民」を採用した。白人の将校・下士官が、土民兵たちにことあるごとにビンタをはるそのしきたりが、日本に伝わったというのだ。
 幕末の動乱と維新の黒幕ともいうべき長崎のグラバーは、明治になると「倉場」という日本名までつけて日本に居座り続けた。日本政府はのちに、彼に勲二等の勲章を与えている。
 こうしたなかで大久保利通は、「尊皇攘夷」の方針を「尊欧攘亜(アジア)」または「尊欧攘日(明治以前の古い日本)」の国策に転換させた。それを支持した岩倉具視も、大久保の同類に数えてよい。旧幕臣では、榎本武揚が親ユダヤ色の非常に濃い人物だ。
 昭和天皇は、皇太子時代、イギリスの王室・王制をモデルとするように教育されたと伝えられるが、クロムウェル以後、三百年にわたってイギリス王室と貴族階級がユダヤ化され、ユダヤの操り人形と化したことは、天下周知の歴史的事実である。
 つまり、明治新政府は十分な知識のないまま、事実上、ユダヤに迎合することを日本の基本国策としたわけだ。

 ★なわ・ふみひとのコメント★
 
この本はユダヤ・フリーメーソン問題に関する書籍の中でも、私が第一級の書籍として推薦できるものですが、残念ながら絶版になっています(Amazonではわずかですが古書が販売されています)。幕末の英雄とされている坂本龍馬がフリーメーソンのグラバーに操られていたということは最近ではよく知られるようになりましたが、それ以外でも、大久保利通や岩倉具視、井上馨、伊藤博文といった明治新政府に名を連ねる人物たちがすべて、フリーメーソン人脈としてイギリスやフランスに“招待”され、巧妙に洗脳されていたことがよくわかります。
  かくて、ユダヤに骨抜きにされてしまったこの国は、操られた政治家や官僚、マスコミによって国民は好き放題に蹂躙され、哀れな子羊のようにお互いの傷をなめ合うことしかできない民族にされてしまったのです。この現実は直視する必要があると思います。
 
 
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