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地球支配階級が仕掛けた
 世界統一政府 悪魔のシナリオ
鈴木啓功・著  Gakken
 
 アベノミクスは「日本国」を破壊する

 現代の日本国では(かつての親米派に加えて)「親中葉」が勢力を増している。そして両勢力は「米国に従うべきだ」「今後は中国に乗り換えるべきだ」と闘いを繰り返している。
 だがふつうの日本国民の立場からは、どちらの議論も間違っている。それは彼らには(日本国がどのような国家であるべきかという)「国家哲学」がないからだ。
 今後の日本国はどうあるべきか。根本的には「自主独立」の構えが絶対的に必要なのだ。それがなければ、日本国の未来は「米国の奴隷を続けるか」「新たに中国の奴隷になるか」という「奴隷の選択」になってしまうだけである。そんな馬鹿な話は認められない。
 同時に重要なことは次の一点。本書の立場からいうならば、米国の背後にも中国の背後にも「地球支配階級」が存在する。そのことが透視できなければ議論はすべて空転する。彼らは日本国の独立を絶対に認めない。それどころか彼らは日本国を米中の間で徹底的に引き裂いてしまいたいと考えている。なぜならば日本国が世界に浮上してくることは彼らにとっては邪魔だからだ。そのために彼らはどうするか。彼らは日本列島周辺に「中国の脅威」を作りだす。
 日本国の危機は「尖閣問題」(中国問題)だけではない。本書の立場からいうならば、現代の日本国では「経済危機」が静かに近づいているのである。日本国民は注意せよ。
 安倍晋三は(アベノミクス」(大規模な金融緩和+機動的な財政出動+成長戦略)を唱えている。だがこれは機能するのか。結論だけをいうならば、これは失敗に終わるのだ。
 2013年1月〜2月、東京株式市場はアベノミクスを歓迎して株価が上昇しつづけている。だが日本国を取り巻く情勢は厳しくなる。ここでは簡単にその背後情勢を透視する。
 そもそも安倍晋三は「保守」を自認、首相就任と同時に「日米首脳会談」を熱願していた。だが彼は最初に東南アジア諸国を歴訪した。それは彼の本意ではなかった。彼の立場からは、2012年12月で首相に就任すると同時に)「日米首脳会談」行なって(世界と日本に)「安倍とオバマの強固な関係」を見せつけたかった。だがそれは実現しなかった。
 なぜならば米国のオバマは「安倍を認めていない」からだ。なぜこのようなことになったのか。それは安倍とオバマの背後勢力が異なるからだ。ここでは結論だけを掲示しておく。
●米国=オバマ大統領→背後は「欧州ロスチャイルド家」
●日本=安倍晋三首相→背後は「米国ロックフェラー家」
 オバマの背後が欧州ロスチャイルド家であることは序章で述べた。現代の米国政権は「オバマ=ロスチャイルド政権」なのだ。それに対して安倍晋三の背後は「米国ロックフェラー家」だ。
 1945年(昭和20)年8月以降、日本国は「米国ロックフェラー家」に支配されてきたのである。なぜならば。20世紀の米国は「ロックフェラー家が支配している国家」だった。
 戦後の米国情勢(世界情勢)は変わった。米国ロックフェラー家の傲慢に欧州ロスチャイルド家が大きな怒りを見せている。それゆえ現代の日米は背後勢力が異なることになったのだ。
 だが安倍晋三はその事実に気づいていない。彼は(岸信介の孫として)当時の日米関係が「今も同じ構造で存在する」と信じているのである。だがそれは間違いだ。
 先には岸信介が「米国のスパイ」だったことを明らかにした。だが重要な事実はそれだけではない。同時に戦後の自民党政権は「米国」(CIA)からカネの援助を受けてきた。米国のジャーナリスト(「ニューヨーク・タイムズ」記者)ティム・ワーナーは次のように書いている。
 「アイゼンハワー自身も、日本が安保条約を政治的に支持するすることと、アメリカが岸を財政的に支援することは同じことだと判断していた。大統領はCIAが自民党の主要議員に引き続き一連の金銭を提供することを承認した。CIAの役割を知らない政治家には、この金はアメリカの巨大企業から提供されたものだと伝えられていた。この資金は少なくとも15年間にわたり、4人の大統領の下で日本に流れ、その後の冷戦期間中に日本で自民党の一党支配を強化するのに役立った」(『CIA秘録(上)』ティム・ワーナー/文藝春秋)
 自民党やマスコミかなんというかは知らないが、戦後の日本国は「CIAに動かされている国家」なのだ。本書の立場からは「米国ロックフェラー家の支配下」といっても同じである。
 問題は現在の米国政権は「オバマ=ロスチャイルド政権」ということだ。この米国情勢の大変化が透視できなければ、日本国は「進路」を間違えることになるのである。

 
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