[戻る] 
Browse  
 
 日本はなぜ神道なのか
中矢伸一・著  ワニ文庫
 
 日本はこのままでは滅亡する

 「ミロクの世」すなわち地上天国がこの世に顕現することは、いわば神定の必然的流れである。その時期は特定はできないものの、いよいよ間近に迫ったことだけは確かなようだ。
 しかし、「ミロクの世」到来の前に、人類は史上、味わったことのない大規模な「禊(みそ)ぎ祓い」を受けることになる。
 悠久の永きにわたり、積もりに積もった“曇り”――「メグリ」とも「罪・穢(けが)れ」とも称される――を清算し、霊・体ともに清浄にならなければ、「ミロクの世」に存在することが許されない。というより、波調があまりに合わないため、逆に苦しくて住みえないのである。
 「ミロクの世」では、霊的次元が上がり、いわゆる「半霊半物質」の世界となる。その次元に移行する過程で、いわゆる「立替え(破壊)・立直し(創造)」が行なわれる。
 「立替え・立直し」のプロセスは、ゆっくりしたものではなく、一気に、同時期に来ると見られている(『日月神示』『キの巻』第八帖、同『星座之巻』第八帖など)。
 この「立替え・立直し」が「禊ぎ祓い」と同じ意味を持つわけだが、急激な次元転換についてこられない人は、「禊ぎ祓い」の大修祓(しゅうふつ)の際に“曇り”と一緒に篩(ふる)われてしまう。
 実際に「ついてこられる人」の数は世界全体で3パーセントか2パーセント、もしくはそれ以下になるとされている。
 これが、「人類の大峠」と呼ばれるものであるが、その大修祓は世界の雛型・日本から開始されることになる。否、実はもう始まっていると言ってよい。
 日本国内にこれから起こる(もしくはいま現在起こりつつある)立替えの主な内容を、大雑把に分類すれば次のとおりである。
 ・地球的規模の環境破壊
 ・政治的・経済的・社会的動乱
 ・大地震、大型台風、冠水、異常気象、火山噴火などの天災地災
 ・凶悪犯罪の増加や大事故の多発といった人災
 ・難病・奇病・業病の急速な蔓延
 ・食糧危機
 ・水不足
 ・エネルギー危機
 ・外国軍隊の武力侵攻
 この立替えの現象は、今後頻出してくると思われるが、これらはみな日本の「禊ぎ祓い」でもあるわけだ。上に挙げた項目が、折り重なって現れ、激化していく過程で、日本の人民はかなり淘汰されてしまうだろう。
 日本の立替えの最終段階は、日本対世界の戦争である。この最悪の事態にまで進展し、日本の現在の社会・伝統・文化はことごとくが破壊され、日本の立替えが完了する。
 そして、日本が完膚なきまでに叩きのめされ、もはや日本という国はこの世から消えてなくなってしまったと誰もが思うところまで落とされたときに、世界全体の「大禊ぎ祓い」が始まる。この大修祓により、地球の“曇り”は隅々まで完全に祓い清められるのである。
 この「立替え予言」は、明治の大本の時代より、幾度となく出されている。
 
「正真の神が御守護にて一度に致したら、二、三分残る。世界で二、三分と申すと、あちらに一人、こちらに一人残るという様なひどいことになるから……」(明治36年3月3日)
 
「戦争と天災とが始まりたら、人民が三分に減ると、初発の筆先に書いてあるなれど、茲(ここ)に成ると世界に残る人民が二分より無いぞよ」(大正6年9月5日)
 さらに『日月神示』には、これとまったく同様の予言が示されている。
 
「神の国を、足の踏むところない迄に穢(けが)してしもうているが、それで神力は出ぬぞ。臣民無くなるぞ。残る臣民三分難しいぞ。三分と思えども、二分であるぞ」(『松の巻』第二帖)
 「も少し人民に判りて来んと、今ビックリ箱を開けたら助かる人民一分もないぞ。早う知らしてくれよ。神急(せ)けるなれど、人民なかなか云ふこと聞かんから、物事遅くなるばかり、遅くなれば益々苦しむばかりぞ」(『梅の巻』第九帖)
 「あちらに一人、こちらに一人という風に残る位、むごいことにせなならん様になっているのざから、一人でも多く助けたい親心汲み取りて、早う言うこと聞くものぢゃ。ここ迄神示通りに出ていても、まだ判らんのか。疑うのにも余りであるぞ」(『梅の巻』第十二帖)

 現在のところは、まだその気配もないかもしれない。しかし、事が実際に、誰の目にもわかるようになってからでは遅すぎる。われわれはいまこそ、真摯な気持ちで神の言葉を受け止め、早急に対策を急がねばならない時期に来ているのである。

★なわ・ふみひとのコメント★
 
日月神示をベースとした中矢氏の分析には特に目新しいものはありませんが、次の点は心に留めておきたいと思います。「立替え・立直しのプロセスは、ゆっくりしたものではなく、一気に、同時期に来る」「大峠の大修祓は世界の雛型・日本から開始される」の2点です。終末のカタストロフィー(破局)は一気に、しかも日本から始まるということです。
  最近では、「2012年には何も起こらなかったではないか。終末なんか来るはずがない」と高をくくったような発言をする人を見かけますが、昨今の時間のスピードの加速ぶりから判断しますと、今にアッと驚くような出来事が起こり始めるのではないかという予感がしています。2011年の東日本大震災も(あれは人工地震だとは思いますが)その予兆と見ることができます。世界も日本も、私が拙著『2012年の黙示録』(たま出版)の中で予測した通りの展開になりつつあるのです。
  あの本の中で私は「世界の破局は世界経済の崩壊から始まる」と予見していますが、すでに世界支配層によって中国をはじめとする世界の国々に時限爆弾が埋め込まれ、いつボタンを押すかという段階になっていると思われます。いま日本でアベノミクスという名で始まった第二のバブル経済は、いずれ破裂して国民に塗炭の苦しみを経験させることになる可能性が大です。そのことに対する物理的な対抗策を持ち得ない私たち一般人は、株などで手っ取り早くお金を増やしたいという欲望に振り回されることなく、覚悟を決めて身魂磨きに精を出さなければいけません。
 
[TOP]