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 超心霊世界の神秘
 二宮武夫・編著 日本文芸社
 
 宇宙の根本は波動にある

 宇宙は、高低さまざまの層を成しているのであるが、高い精妙な層は、速い波動(振動)でできており、低い、鈍重な層は遅い波動でできている。物質の世界は、いちばん遅い波動でできている。
 心眼でみると、宇宙のいろいろな波動の相違が、いろいろな色と輝きの相違にみえる。オーラの色の違いも波動の違いから生まれるものである。鉱物よりも植物のほうが波動が速い。植物よりも犬や猫のほうが波動が速い。犬猫よりも人間のほうが速いが、人間の中でも、物欲や性欲などにとらわれている人は波動が動物的で(動物霊に共感する者もいる)、また、高い心境にある人は波動が速く、したがって、高級霊や神とも共鳴することができる。現代科学は、物質的波動をとらえているが、将来は心の世界の波動をもとらえられるようになろう。そのときに宇宙の秘密が科学的に明らかになり、神々の声や姿も、物質的波動に翻訳して見せられるようになり、地球上の住人の心は革命的に変化する。

 物質的宇宙は存在する宇宙のほんの一部分にすぎない

 見えない世界を含めての全宇宙の構造を知るには、波動の原理を知る必要がある。地球上のあらゆるものも、あの世の事物も、それぞれ自分の波動をもっており、波長をもっている。
 振動の速度が速くなるに従って、波長は短くなる。上下のギザギザが小さくなるに従ってギザギザの幅も狭くなる。物質の世界も、このような波動でできている。ある科学者はこういっている。
 「人間は、存在する波動の中の小範囲の波動しか知ることができない。これ以外の波動の世界は、未知のものとされている。物質的な宇宙は存在する宇宙のほんの一小部分にすぎない」
 このことは、私達の肉眼が、振動の速すぎる紫外線も、また遅すぎる赤外線も見ることができず、存在する光の60分の1の(狭い範囲の)可視光線だけしか見えない事実から考えて、うなずけることである。私達は、深い層をなしている宇宙のその1つの層だけを見て、それが宇宙の全部だと思い込んでいる。

 
幽霊はなぜ壁を通り抜けることができるか

 私達の近くに他界者(または幽霊)が立っていても見えない。それは彼らの振動が速すぎて、肉眼ではとらえられないからである。ちょうど飛行機のプロペラが回転しているときには、プロペラを見ることができないが、ゆっくり回るようになると次第にプロペラが見えてくるのと同じ原理である。見える振動速度にまでプロペラの回転速度が落ちたときに、肉眼はプロペラを見、その存在を知るのである。
 同じように、あの世の人もそのままの状態では私達の肉眼には見えないが、その振動速度をわざわざ落としてくれると見えるようになって、私達はギョッとする。
 私達が気がつかなくても、私達の周囲には、あの世の人がじっと私達を見ている。これは心眼でみえる。心眼は@天賦の能力によっても生まれ、A何かの拍子に2、3秒間、私達の波動が高まることがある。そんなときも、フッと他界者の姿を見たり、あるいは高級霊の白光を見たりする。
 幽霊は、ドアをスーッと通り抜ける。これはたくさんの人が実見していることである。それは、幽霊の波動がドアの波動より速いからである。
 この世の人が、あの世の人と通信するときには、この世の人が波調を高めるか、霊のほうがその波調をうんと低くする。波調を低くすることを、彼らは、「おりる」といっている。だが、おりるのは、ごく短い時間で、その短い間に私達の潜在意識に印象を与えるのが一般的である。
 
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