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 最後の強敵日本を撃て
ヤコブ・モルガン  忍野昭太郎・訳
 
 
 日本の最高機密がアメリカにつつぬけ

 明治における西欧主義の後盾であり推進役はトーマス・グラバーであろう。グラバーは明治政府から勲二等をさずけられているが、明治44年(1911年)、74歳で没するまで日本のワク組みを作る上で重要な役割を果たしたといえる。
 その後日本は幣原喜重郎(後の首相)や吉田茂(駐英大使、外相そして後の首相)を軸に大きく回転をはじめる。1921年11月から始まったワシントン会議での海軍軍縮条約ではアメリカ主導のもとに会議は進められ、米・英・日の主力軍艦比率を5・5・3と定めたが、この時、駐米大使であった幣原喜重郎のもとに外務省から送られた暗号文(軍艦比率は最少でもアメリカの7割との指令)はことごとくアメリカ側につつ抜けであり、交渉は結局不利な形で結着した。幣原がフリーメーソンであり、アメリカ側と通じていた可能性は非常に高いと言わざるを得ない。
 また、1932年より日米開戦直後まで10年にわたって駐日大使を務めたアメリカのジョセフ・C・グルーは、そのバックに巨大財閥、J・P・モルガンがおり、吉田茂や牧野伸顕、樺山愛輔、幣原喜重郎、松平恒雄、近衛文麿、広田弘毅、新渡戸稲造、出淵勝次、重光葵など戦前、戦後の日本を指導した人物(いずれもフリーメーソンか)をことごとく背後からコントロールしていたと考えられる。
 実際当時の日本の外務省が使用していた「紫暗号」(コンピュータのない当時としては最高度に難解な暗号であった)は解読機がアメリカ側にわたり、ことごとくつつ抜けとなった。これにより重要な外交的、軍事的機密は駐日アメリカ大使館または駐米日本大使館を通じ、これら人物の連携プレーのもとあからさまに出ていったものと思われる。海軍筋でも米内光政や山本五十六、井上成美らは米英(ユダヤ・フリーメーソン国家)の代理人であった可能性が高い。
 特に米内は第一次近衛内閣の海相時、石原莞爾が提唱した近衛・蒋介石(フリーメーソン)会談をつぶし、日中戦争の拡大をはかるなど、日本がわざわざ不利になるように仕向けていった。この時の会議では外相の広田弘毅も意図的に沈黙を保っていたという。

 
謎の多い山本五十六の言動

 山本五十六の行動にも謎が多い。ハワイ真珠湾の攻撃では、南雲長官の第三次攻撃中止をなぜか黙認、このため、アメリカの損害は比較的軽徴にとどまった。この後も手ごころを加えたとしか思えない海戦が続く。珊瑚海海戦では腹心の部下であった井上成美中将が、損傷を受けた敵空母ヨークタウンにとどめを刺すこともせず「攻撃を止めて北上せよ」の一言で戦線を離脱している。この時逃がしたヨークタウンに1カ月後のミッドウェー海戦では日本の機動部隊の主要空母四隻が撃沈され、戦局は大きく転換するのである。
 ミッドウェー作戦では日本海軍の総力とも言える軍事力が投入された。空母7隻、戦艦11隻、重・軽巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、輸送船団等合わせて総トン敬150万トン、航空機700機、総兵力10万人とスプルーアンス提督ひきいるアメリカ機動部隊の3倍に達し、まさに無敵の戦力であった。しかし、この作戦はまたしてもアメリカにつつ抜けであったようだ。日本艦隊の動きは豊後水道を出た途端にアメリカによって捕捉、その行動の一部始終が真珠湾のアメリカ海軍司令部に伝達されていった。この作戦が日本側の何ものかによって漏洩されたことは疑うべくもない。
 ミッドウェーでも南雲長官は「誤り」を犯し、絶対に勝つはずの海戦に日本は完敗するのである。ミッドウェー海戦が太平洋戦争勝敗のターニングポイントであったことはよく知られているが、連合艦隊司令長官山本五十六がフリーメーソンで(時のアメリカ大統領ルーズペルトがやはり33位階のフリーメーソンである)あればすべての謎は解ける。
 日本を終戦に導いていった山本五十六は突然前線基地視察を主張、事前にスケジュールをアメリカ側に漏洩させた上で、昭和19年4月18日ガダルカナルを飛びたちブーゲンビル上空に待ち伏せした米軍機P38によって撃墜、「姿を消す」。山本五十六の死は今でも謎の一つである。
 ともかく、日本海軍はあらゆる海戦でそうなることを意図したとしか思えない敗北を繰り返し、敗戦へとつき進むのである。
 当時の日本のリーダーたちのある部分がフリーメーソンであり、日本を敗北させ、天皇制を崩壊し、日本に「フリーメーソン革命」をもたらすために一致協力したのだとすればすべての謎は氷解するのである。
 つまり、明治維新も太平洋戦争もユダヤ・フリーメーソンに支配された欧米とその代理人(エージェント)であった日本のリーダーたちによる合作であり、日本の歴史は人工的に意図的に造られていったということである。戦後、これらの功労者のうち、幣原喜重郎、吉田茂は首相として占領軍のマッカーサー(フリーメーソン33位階)に全面的協力をしていくことになる。
 このように歴史を透視してみると、近世日本の歴史とは一体何であったかという感慨に陥る。日本には、果たして自主的な独立国家としてのワク組みや、大方針があったのであろうか。日本は欧米(ユダヤ・フリーメーソソ)の描いたシナリオ通りただ忠実に演技しただけではないのか。この状況は今なお平成の現在も全く同じである。

★なわ・ふみひとのコメント★
 
既に当サイトでたびたびご紹介している内容です。同じ著者によるこちらの内容(→『混迷日本にとどめを刺せ』)とあわせて読んでいただくと、この国の行く末がおわかりになると思います。科学の発達した現代では、世界支配層によってさらに強力な日本国家の完全コントロールのための手が打たれていると見るべきでしょう。私が、2011年の東日本大震災が人工地震であると断ずるのは、ここに書かれているような歴史的な背景があるからです。

 
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