大統領を堂々と処刑できる
世界支配層
2020年6月13日(土) 
 
 
「日本沈没」を狙って東日本大震災を仕掛けた世界支配層でしたが、いくつかの誤算があって日本は沈没せず、いまも国家としてどうにか生きながらえています。しかし、すでに昔日の面影はなく、氷山に衝突してよたよたと漂流するタイタニック号のようです。
 その日本に再度「日本沈没」テロ攻撃を仕掛けようとしている世界支配層とはいったいどのようなグループなのでしょうか。
 拙著『日本沈没最終シナリオ』(たま出版)の中ではそのことについてかなり詳しく説明しましたが、当「つぶや記」では簡単な説明で終わっています。拙著を読まれていない読者のために、今回はその世界支配層についての記述の一部を抜粋してご紹介します。
 彼らは、今やアメリカや中国、ロシアが束になってかかってもどうにもできないほどに、世界中のあらゆるパワーを手中に収めてしまっているのです。金の力、情報の力、科学の力、などにおいて彼らに対抗できる国は世界のどこにもありません。
 というより、対立する世界の二大超大国と思わされれてきたかつての米ソ、そして現在の米中も、実は対立しているように見せかけて世界支配層の姿をカモフラージュしているのです。
 アメリカのトランプ大統領も中国の習近平総書記も、いわば世界支配層の操り人形でしかありません。彼らが独自の意志で世界の政治や経済を左右する力はないのです。もしそのようなことをしようとすれば、すぐに失脚させられるか、アメリカのケネディ元大統領のように、わざわざ公衆の面前で殺害し、準備した容疑者を単独犯に仕立ててすぐに口を封じ、その口封じ役の犯人までも殺すということを堂々とやってのける連中なのです。
 彼らに「絶滅させろ!」と宣告された日本が、まさに「蛇ににらまれたカエル」の状態であることが理解できると思います。
 それでは、拙著『日本沈没最終シナリオ』の「陰謀編」の抜粋をご紹介します。

 大統領を公衆の面前で堂々と処刑≠ナきる世界支配層

 1963年のケネディ大統領(当時)の暗殺事件も、アメリカの支配層による犯行と見られています。大衆の面前で白昼堂々と実行された暗殺事件なのに、オズワルドという人物の単独犯をでっち上げ、大統領の指示で発足した政府の調査結果をも秘密に処理し、真相を闇に隠してしまうことのできる力は、文字通り「超国家権力」と言うものだからです。

(中略)

 アメリカという国を実質支配しているというロックフェラー・グループといえども、世界支配層の中では番頭格で、「アメリカ支店の支店長」に過ぎないと分析する人もいます。奥の院は遙かに深く、頂点にいる人物たちは見えないようになっているのです。その奥の院を「ユダヤ」とか「イルミナティ」と呼ぶ人もいますが、もしそのどちらかであったとしても、その姿は漠としていて確かめることは誰にもできません。
 本書では「海賊の一味」もしくは「世界支配層」と呼ぶことにしますが、参考までに『世界はここまで騙された』(コンノケンイチ・著/徳間書店/2003年刊)の中から、世界支配層の構造がわかる一文を抜粋してご紹介しておきます。

■ 世界の歴史を操る「陰の超国家勢力」

 
一口に超国家勢力といっても、その全体や裾野は茫漠としている。そこには多国籍企業、石油企業、軍産複合体など多くのシンジケートや秘密結社が存在し、末端には国家命令という名の下で、何も知らずに動いている人が大勢いるのである。
 それら団体や結社の名称もさまざまで、「イルミナティ」「300人委員会」「ビルダーバーグ・ソサエティ」「CFR(外交問題評議会)」「スカル&ボーンズ」「日米欧三極委員会」「王立問題研究所」などは、その代表格といえる。
 イルミナティという存在ひとつを見ても、その構造と仕組みは複雑極まる。一つの組織(ピラミッド)が、より大きなピラミッドの中に含まれ、そのピラミッドは、さらに大きなピラミッドの中にある。小さなピラミッドは幾重にも重なって壮大なピラミッドを形成し、全体がユダヤ・イルミナティとして、超国家勢力の一部を形成しているのである。
 その世界的ネットワークは、パラソルの骨のような構造になっていて「分画化」という手法が用いられている。各組織それぞれは分断され、相互連絡は不可能。それぞれは傘の頂点としか連絡できない仕組みになっている。
 陰謀論者のF・スプリングマイヤーによると、陰の超国家権力の中枢「最高法院」という秘密組織は、ロスチャイルド家、モルガン家、ロックフェラー家など、世界24の財閥の代表者によって構成されていて、世界のどこかで、年1回、「最高長老会議」あるいは「ユダヤ賢哲会議」などと呼ばれる秘密会議が開かれているという。
 その最高法院の下に「見えざる世界政府」(超国家勢力)がある。欧米の支配者層150名で構成される「ビルダーバーグ・ソサエティ」という秘密団体がそれである。
 同会は世界の政治や経済を決定する最高機関で、その実像は厚いベールに包まれている。
 その団体の母体になっているのがCFR(外交問題評議会)で、そこからTLC(日米欧三極委員会)、LPG(ロンドン・ポリシーグループ)という2つの世界危機管理組織が生まれている。その中心にいるのが英国王室である。
 TLCはビルダーバーグ・ソサエティで創られた戦略構想を世界経済に反映させる役割を担い、そこから生まれたのが「先進国首脳会議」(サミット)である。
 このように「最高法院」が「見えざる世界政府」(超国家勢力)の本丸と考えられるが、呼称はともあれ、確実に存在することは確かである。
 CFR(外交問題評議会)は、世界GNPの60%を支配するといわれているロックフェラー一族が統括する。歴代の大統領と国務長官が、そこから輩出されているというだけでも、この一族の影響力の大きさはわかるだろう。だがこのロックフェラーでさえ番頭格で、ヨーロッパの富豪ロスチャイルド家の支配下にあるというから、ユダヤ国際シンジケートの奥深さは一般の想像を超えている。
 彼らの計画は何十年も前から立案された綿密きわまるものであり、秘密結社の下僕たちは何もかも承知の上で、その命令を実行していることは確かである。
  彼らには独自の掟があり、目的は「世界統一政府(ワン・ワールド)」を樹立することだといわれている。コールマンによると、地球人口を管理可能な10億人にまで減らすために、旧約聖書の予言に基づいて最終戦争を起こし、なんと90%のゴイム(家畜)つまり56〜57億人もの人類抹殺作戦を遂行するのだという。このアジェンダは米国の崩壊、キリスト教のドグマを地に落とすことも含まれている。


 世界支配層の年次総会ともいわれる会議がビルダーバーグ会議です。この会議は毎年開かれているようですが、その内容は長い間まったく秘密のベールに包まれていました。会議の内容に限らず、開催場所や出席メンバーに至るまで、秘密にされてきたのです。それは主催者側が世界中のいかなるマスコミの取材も全く寄せ付けなかったためです。最近になって少しずつベールを脱ぐようになってきました。以下は『ビルダーバーグ倶楽部〜世界を支配する陰のグローバル政府』(ダニエル・エスチューリン著/山田郁夫訳/basilico)からの引用です(要約)。

■ ビルダーバーグ

 
会議は完全秘密主義の雰囲気を保つために、通常3〜4日間にわたる会期中、ホテルは貸し切りとなる。ほかの客はすべて建物から追い出され、ビルダーバーグ関係者一行のプライバシーと安全は、CIAとモサドによって確保される。ホテルの間取りに関する図面は機密扱いとなり、ホテル従業員の調査は徹底して行なわれる。質問によって忠誠心が試され、経歴や素性の裏づけには証拠書類の提出が求められる。政治とのかかわりも調査の対象になる。少しでも疑わしい点が見つかった者は誰彼構わず、会合の期間中はホテルから排除される。
 そして、黒の戦闘服に身を固めた警察官が捜索犬を従え、配達の車を一台ずつ、車体の内外を屋根から床下まで調べ上げた後、業者専用の入口まで導く。その一方で、武装した兵士がまわりの林を巡回し、ホテルに入る道路には、がっしりとした体格の護衛官が耳にイヤホーンをつけて見張りに立つ。地球支配に関与する招待客を除き、ホテルに近づこうとする者はすべて追い返されるのだ。


 このクラブ組織は1954年、オランダのベルンハルト殿下の呼びかけにより、同国オーステルベークのビルダーバーグ・ホテルで第一回会合が開かれたことから、ビルダーバーグ・クラブと命名されました。決める組織ではなく「より上の組織で決められた計画が発表される場」です。
 参加者は意見は言えるようですが、発言するのは中核のメンバーで、他の出席者はそれぞれの立場でこの会議で報告された方針に従うことになっています。
 1991年にドイツのバーデン・バーデンで開かれた会議で、日本をどうするかということが決められたと見ています。この会議で、ロックフェラーは次のような発言をしています。
 『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた(下)』(ヴィクター・ソーン著/副島隆彦・責任編集/徳間書店)からの引用です。

 
デイヴィッド・ロックフェラーの発言。フランスの「レクテュール・フランセーズ」誌の記事。「ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、タイム誌をはじめとする素晴らしい出版物の理事の方々に、この会議(註・ビルダーバーグ会議/1991年6月)に出席してくれたこと、40年もの長きにわたって思慮分別を守ってくださったことを感謝申し上げる。この間、世間の注目に晒されていたなら、われわれの世界計画を発展させることは不可能だっただろう。しかし今日、世界はより洗練され、戦争の二度と起こらない、人類全体の平和と繁栄のみを約束する世界政府へと向かう準備が整った。知的エリートと世界銀行家による超国家的な主権は、過去数世紀にわたって行なわれてきた民族自決権よりも明らかに望ましいものである」

 この内容から次の2つのことがわかります。

@ 1950年頃(1991年の40年前)から、世界の主要マスコミは世界支配層による世界政府樹立の策謀がばれないように協力して(させられて)いる。

A 知的エリートと世界銀行家がめざす世界政府樹立の準備は、1991年の時点ですでに整った。あとはいつ(世界大恐慌の)スイッチを押すかということだ。

 そして、その世界大恐慌のスイッチ役として選ばれたのが、この日本だったと思われます。


 以上、世界支配層について理解していただくために、拙著『日本沈没最終シナリオ』の「陰謀編」を抜粋してご紹介しました。
 わが国において、この世界支配層に関する研究の第一人者だったのが太田龍氏(故人)でした。私も、当サイトでは紹介できないような難しい「陰謀論」の本をたくさん読んできましたが、太田龍氏以外の日本人の分析はいずれも的を外しています。真相に迫るだけの分析がされていないのです。その原因は、ここに紹介したコンノケンイチ氏(故人)の記述にあるように、彼らの組織の構造が複雑きわまるからでしょう。
 さまざまな名称の組織があって、それらが複雑に絡み合っているため、その組織の中にいる人物たちでさえ、組織を実際にコントロールしている力がどこにあるかがわからない仕組みになっているのです。
 有名なアメリカのロックフェラーグルーブがその中核を形成しているのは間違いないと見られていますが、その中心人物だったデイヴィッド・ロックフェラー(故人)でさえも、アメリカ担当の番頭格でしかないというのです。世界支配層の奥の院は濃い霧の中に隠れていて、誰ものぞくことができない構造になっているのです。
 はっきり言えることは、世界中の国家およびその国家の代表者で、世界支配層の決定に逆らうことのできる者はいないということです。その世界支配層が「日本民族を絶滅させる」と決定して、ここに紹介したビルダーバーグ会議という秘密会議で発表し、その情報をわざとリークさせたのです。リークさせた理由は、「もう(世界統一政府づくりの)準備が整った」ということでしょう。ロックフェラーが会議の中でそのように明言しています。
 日本を潰せば世界大恐慌になる。そのことによる世界中の大混乱を通じて世界の人口も削減されることになる(飢餓および戦争)。そのあと世界統一政府を樹立し、二度と戦争のない平和な世界を作る――というのが彼らの構想なのです。その幕がいよいよ今年切って落とされようとしています。「日本沈没」という大号砲とともに――。

 次回は「身魂磨き」の実践編ともいえる内容に戻します。タイトルは「善いと思うことをすぐに行なうのが身魂磨き」とする予定です。ご期待ください。
 
 
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