ロシアのメドヴェージェフ首相が「宇宙人は存在する」という国家機密を暴露した！

　昨年（2012年）12月7日、ロシアのメドヴェージェフ首相（前大統領）がモスクワで行われた記者会見で、テレビ5局の共同インタビューを受けた後、テレビキャスターたちと立ち話での懇談で、彼のマイクのスイッチがまだオンのまま、次のような非常に興味深いことを発言したんですね。
「この話はあなたたちに初めて明かします」と前置きしたうえで、「（わがロシアでは）大統領が交代するときは核兵器のボタンと『極秘ファイル』が渡されるのですが、その極秘ファイルというのは地球に来た宇宙人（地球外生命体）に関する資料で、専門の特殊部隊が作成したものです。これ以上話すとパニックになる恐れがあるので、詳しくは『メン・イン・ブラック』（黒服の男たち）という映画を見てほしい」と言ったというんですね。
　日本の時事通信もこの話題を取り上げていて、「【モスクワ時事】ロシアのメドヴェージェフ首相（前大統領）の「国家機密漏えい」がインターネット上で物議を醸している。首相は今月（引用者注・12月）7日のテレビ5局の共同インタビューの直後、大統領が引き継ぐ『宇宙人ファイル』が存在すると暴露。ソ連時代からの軍事・宇宙大国のトップ経験者だけに、ジョークとは簡単に切り捨てられないようだ」と報じています。
　一方、海外ではこの話をまともに受け止めず、女性キャスターがいきなり「宇宙人が地球に来ていますか？」と冗談まじりに聞いてきたから、それに対してメドヴェージェフが冗談で答えたのだろうといった報道をしているところが多いのですが、その話をしているときのメドヴェージェフの表情を見るかぎり、真剣そのもので、とても冗談を言っているようには見えません。
　また、「これ以上知りたければ『メン・イン・ブラック』を見てほしい」と言って話を締めたことも、この発言がジョークと受け止められる理由になっているようなんですが、実は私たちがよく知っているアメリカのコメディ映画『メン・イン・ブラック』以外に、ロシアには同タイトルのドキュメンタリーがあって、そちらを指していたようなんですね。
　メドヴェージェフの突然の暴露の真意はわかりませんが、彼が言いたかったこととは、「宇宙人の中には実際に地球に入り込んで生活していて、われわれ人間に影響を与えている者がいる」ということだったのではないでしょうか。
　すでに20年以上前になりますが、僕が日本に招いた元ＮＡＴＯ軍の上級士官のロバート・ディーンが、ＮＡＴＯでは4種の宇宙人の存在を確認していて、そのうち１つは姿かたちが人間にそっくりなので、彼らが街中にいても誰も気がつかないだろうと証言しています。20年も前にそういうことがわかっていたということは、今や人間にそっくりな宇宙人が街中にいても不思議ではない気がします。
　また、今年（2013年）1月にスイスで開催された「世界環境フォーラム（ＷＥＦ）」の分科会で、宇宙生命体とＵＦＯについて討議した際、メドヴェージェフ首相がオバマ大統領に、「宇宙人（地球外生命体）情報を米ロ共同で公表しようと呼びかけてはどうか」と提案することが検討されたそうです。メドヴェージェフは、「世界が地球外生命体実在の真相を知るべきときが来た。もしアメリカが公式発表に加わらないのなら、クレムリンは独自に発表を行う予定でいる」と述べたとも一部で報じられました。