日本の原発事故は
早くから計画されていた
2020年04月27日(月) 
 
 
 上の写真は有名なイルミナティカードの中の1枚です。
 カードのタイトルは「Nuclear Accident(原発事故)」となっています。
 イルミナティカードについてはネット上に詳しい解説が載っていますので、ここでの説明は省略します。必要な方はネットを検索して確認してください。
 このカードセットは1995年版を最後に発売中止となっています。そのため、現在ではコレクター商品として高値がついており、日本のamazonでは中古商品の「良い」というコンディションでも10万円以上します。
 私は今年3月にアメリカのamazonで入手しました。絵の描いてある 430枚のすべてのカードを写真に収めていますので、今後、関係するテーマのときに随時ご紹介していきます。
 イルミナティカードが一躍有名になったのは、2001年9月11日のアメリカの同時多発テロ事件を暗示するかのようなカードが含まれていたためです。1995年の段階で、アメリカのシンボルとも言えるツインタワーがテロリストに攻撃され、崩壊するということを予測した人はいなかったでしょう。まして、ペンタゴン(国防総省)の建物が攻撃されることなど想像することもできなかったはずです。
 それが2枚のカードの中にそれぞれちゃんと描かれていたのです。
 これにより、「このほかにも未来のことを予測したカードが含まれているのではないか」ということで、イルミナティカードが注目を集めることになりました。
 おそらくカードの売れ行きはうなぎ登りになったことでしょう。ところが、カードの発売元は製造を中止して、それ以降は版を改めることがないどころか、発行済みの1995年版さえつくられなくなりました。一説には発行元にFBIの査察が入り、発行禁止にされたとも言われています。
 発売中止になったことがわかったため、マニアの間でイルミナティカードの人気が沸騰し価格がつり上げられてしまいました。今では日本でも未開封の新品は手に入らず、開封ずみの中古品に10万円以上の高値がついています。
 私は幸運にもまだ4万円台のときにアメリカのamazonで買うことができましたが、今ではもうアメリカでもなかなか手に入らないようです。ということで、世界中の陰謀論マニアが探し回っている超人気商品となっています。

 さて前置きが長くなりましたが、本日掲載のカードの説明に戻ります。
 このカードに描かれているのはどこの国の原発なのか、ということが問題です。原発の事故があったのはアメリカのスリーマイル、旧ソ連のチェルノブイリ、そして日本の福島第一原発です。しかし、1995年段階ではアメリカと旧ソ連の原発事故は起こった後でしたから、このカードの原発はその2つではないと見てよいでしょう。
 となると福島第一原発なのでしょうか。
 答えは「YES」です。なんと1995年の段階から、2011年に日本の原発が事故を起こすことは、少なくともこのカードを発行した人物にはわかっていたということです。

 亀裂の形がどこの原発かを暗示している

 それでは、今からこのカードに秘められた謎を解き明かしていきましょう。
 2つ並んだ原発の右側の建屋に亀裂が入っています。これが事故を表現しているのです。
 問題はその亀裂の形です。このままでは単に建屋がひび割れしているだけのように見えますが、実はこの亀裂の形に謎が秘められているのです。
 この壊れた建屋を横に倒して亀裂の部分を拡大したのが次の写真です。
 
     
     
     
 
 亀裂がおかしな形をしていると思いませんか?
 まるで2本の木が立っているように見えますね。何の木でしょうか?
 枝振りから判断して桜か梅でしょう。しかし、散りつつある花びらの大きさから判断すると、桜に違いありません。そうです。菊と並んで日本の国の花とされている桜の木なのです。
 その桜の木が2本(にほん=日本)というのも、日本人だけがわかる形で表現した彼らの悪質なユーモアなのです。日本の原発を破壊することに喜びを感じてニヤニヤと笑っている「世界支配層」の顔が目に浮かびます。といっても、彼らがどんな顔をしているかわかりませんので、とりあえずあくどい白人の顔を思い浮かべておきましょう。
 この原発事故によって日本は滅びる――つまり、「桜散る(日本崩壊)」という意味を込めているものと思われます。なかなか巧妙です。
 このようにイルミナティカードには、その事件がいつ、どこで起こるのか、ということが絵のなかに描き込まれているのが特徴です。
 そもそもイルミナティと言えば「世界を支配しているグループ」と見られている組織です。フリーメーソンの上位に位置し、西欧を中心とした王家もすべて従えていると言われています。が、どのような人物(グループ)がその頂点に鎮座しているのかは漠としてわかっていません。
 ですから、このような不謹慎なカードを発行しても、アメリカ政府や国民がそれを糾弾したり、告発したりすることはできないのです。そもそも「単なるゲームですよ。事件と偶然一致したに過ぎません」と言われれば、何も証拠はないのですからどうしようもないのです。
 かくして、陰謀に興味を持つ人たちの間でイルミナティカードに対する関心は高まる一方です。みんなが知りたがっているのは、過去の事件の謎解きでなく、これから起こることがカードに描かれていないのかどうかということでしょう。未来に予定(?)されている事件について知りたいのです。
 もちろん私も同じ関心を持ってこのカードを購入しました。そして、日本の未来を暗示すると思われるカードを数枚見つけています。
 いずれ話の展開のなかで皆様に紹介していく予定です。どうぞご期待ください。ただし、決して楽しく夢のあるカードではなく、文字通り「日本沈没」を確信させるカードばかりなのですが。

 日本沈没計画は1991年に策定された!

 本日のイルミナティカード占いはこのくらいにしておきまして、次は拙著『日本沈没最終シナリオ』のなかから、「そもそも世界支配層は日本沈没をいつ決めたのか」ということについて述べた内容を抜粋して紹介します。なんとそれは、このイルミナティカードの発行時期と軌を一にしているのです。
 長くなりますが、世界支配層による「日本沈没テロ」が避けられないものであると確信させる内容ですので、せび目を通していただきたいと思います。

 「日本沈没計画」はいつ、どこで決められたのか

 さて、「日本沈没(破壊)計画」はいつごろ具体化されたのでしょうか。俗に陰謀もの≠ニ呼ばれる2冊の書籍の中にそのヒントとなる内容を見つけました。

 
三〇〇人委員会はルーズベルトに命令して、日本軍が真珠湾を攻撃するように誘導させた。
 今、パールハーバー五〇周年(一九九一年)に際して、新しい「日本を憎め」キャンペーンが米国および全世界で行なわれているが、その目的は、日本を侵略者と決めつけ、経済戦争を行なってそののちに米軍を次の段階、対日武力侵略の準備をさせることである。これはすでに進行している。
 ‥‥とコールマン博士は一九九一年に述べている。
―― 『300人委員会』(ジョン・コールマン博士著/太田龍・訳/KKベストセラーズ)


 経済戦争は、その後の異常ともいえる円高不況を仕掛けられて既に決着がついています。合併を繰り返してきた三大銀行をはじめ日本の大手企業は既に外資の手に渡っていると思って間違いありません。経済戦争の次は対日武力侵略となっていますが、これこそ同盟国アメリカからの自然災害を装った人工地震・津波兵器による侵略ということでしょう。新トモダチ作戦≠ニいう形でアメリカは再び日本を占領し、「日本」という国名を世界地図から消し去ってしまう計画なのです。

 
日本という国家は、今日の世界において人種的にまとまりのある数少ない共同体の一つであり続けているため、カナン族の世界権力はこの国を次なる絶滅の候補に選んだ。日本はいま、やがて第三次世界大戦と呼ばれるであろう戦争の攻撃対象となっている。
――『世界権力構造の秘密』(ユースタス・マリンズ・著/日本文芸社/1995年刊)


 この本の英語版は1992年に出版されています。つまり、1991年に入手した情報を元にしているということです。「世界権力は日本を次なる絶滅の候補に選んだ」という表現に注目してください。日本は絶滅させられるのです。その手段が、人工地震・津波テロであり、同じ黄色人種の中国による国土の蹂躙ということなのでしょう。「仲間内で殺し合いをさせる」という彼らの得意の手口です。

 この「日本潰し」に関係が深いと思われる事実を日本人の手で解き明かした1冊の書籍があります。馬野周二氏の著書『対日宣戦教書!』(徳間書店/1992年刊)です。
 1980年代に日本が世界第2位の経済大国にのし上がってアメリカの脅威となってきたため、アメリカ政府がCIAにつくらせた「JAPAN2000」というレポートについて解説した書籍です。そのレポートのための討議に参加した9人の日本問題専門家のうちの一部の人たちが、まとめられたレポートがあまりにも偏った意見を表明しているとしてCIA長官に抗議したために、アメリカのマスコミにリークしたと書かれています。CIAはあわてて「これは公式見解ではない」と釈明していますが、その内容は、まさにその後の日本対策の進め方を示していると言えるものです。ハッキリ言えば「日本潰し」の秘密計画書なのです。
 さらに、この計画書は西欧各国の首脳にも配られたようで、それに触発されてフランスのクレッソン首相の排日発言があったようです。そのことに触れて馬野氏は次のように分析しています。

 
このCIAレポートは、アメリカと西ヨーロッパの指導者に日米関係の実態を教え、今後アメリカが日米関係をどう展開していこうとしているかを、あらかじめ間接的ではあっても知らせる役目をしているものである。そして今後その線に沿って展開されるであろう日米関係において、西側の識者が誤った行動をしないように警告する役目をなしているとみて誤りはない。

 
その後まもなくドイツのバーデン・バーデンでビルダーバーグの会合が開かれているのです。次の文章を読んでいただくと、この「JAPAN2000」のレポートはその会議で活用されたのではないかと考えられます。

 なぜ現在の時点でこのようなレポートが出されねばならなかったかという問題もある。とくに短期的なタイミングを考えてはいなかったかもしれないが、その後まもなく六月七〜九日にドイツのバーデン・バーデンで、ビルダーバーガー・ソサエティの会合が開かれている。これは知る人ぞ知る欧米にまたがる権力中枢の要人たちをメンバーとする会合で、ベアトリックス・オランダ女王や、その父のベルンハルト殿下、スペイン王、メージャー・英国首相、サッチャー前首相、ミッテラン・フランス大統領、ジスカールデスタン前大統領、コール・ドイツ首相、その他のヨーロッパ諸国首脳、そしてアメリカからはブッシュ大統領、キッシンジャー元国務長官、さらにはディヴィッド・ロックフェラー、そしてロスチャイルド、アニエリ・フィアット社長など経済界の大物が挙って集まっている。キッシンジャーはその足で東京にあらわれている。その後まもなく海部首相の首がストンと落ち、宮沢氏が首相になった。
 このビルダーバーガー・ソサエティのバーデン・バーデン会合でこれからの日本にきわめて重要な何らかの決定がなされたとみられるわけは、オランダ女王がまもなく日本にあらわれ、長崎を経て東京を訪問し、天皇と会談している事実だ。どうも私は、オランダ女王は欧州およびアメリカの主権者たちのきわめて重大な決定ないしは意向を、それとなく日本の首脳に伝えるために来たのではないだろうかと考える。というのは、いやしくも一国の国王が他国を訪問するというのは、きわめて重大な意味をもつので、日本の新聞がこのオランダ女王の訪問ないし東京における行動をほとんど報道していないこと自体が、実はこの訪問が重大なものであったことを証しているとみて誤りないであろう。
 日本の新聞は、きわめて深いところからコントロールされているのであって、新聞に出されないことのほうが真に決定的な意味をもっていることが多いのだ。蛇足であるがここに付け加えれば、幕末のオランダ商館では、その商館長が交代して江戸に参府し、将軍に面接するに際して「風説書」というものを差し出している。これは、その時点の世界情勢を幕府に伝えたものである。ところが、幕末になっていよいよペリーが来るという段階で、当時のオランダ国王ウィレムU世がわざわざ自ら署名した世界情勢の解説を将軍に対して送っている。つまり、開国はもう避けられないから、その用意をしたほうがよいであろうという親切な勧告である。
 どうも私には、この故事が、今度のオランダ女王の来日に重なって見えるが、どうであろうか。そしてその時期と符節を合せるように、このCIAレポートがつくられている。単なる偶然の一致かもしれないが、しかしこの偶然は、無作為の必然であるとも考え得る。


 ドイツのバーデン・バーデンでビルダーバーグの会議が開かれたのは1991年のことです。その会議で日本に関する重大な決定がなされたので、世界支配層の手先であるキッシンジャーが東京に立ち寄り、間もなく海部首相の首が落ち、英語が堪能でアメリカの政界に人脈の多い宮沢氏が首相になったのです。ただならぬ雰囲気を感じますが、何よりも異様に思うのは、オランダ女王がお忍びで日本を訪問したことでしょう。
 日本が国家消滅ということになれば、当然天皇制も廃止されますので、長年にわたって皇室と付き合いのあるオランダの王室から、女王がわざわざその旨を伝えにきたものと考えられます。
 馬野氏はその様子を見て、幕末に唯一交流のあったオランダの国王が、将軍宛に自ら署名した世界情勢の解説書を送ってきた故事と重なって見えると述べています。ちなみに1991年と言えば、日本では地価の下落が始まり、大変な不況に突入し始めた年です。世界支配層による日本潰しが、まず経済面からスタートしたものと考えられます。

 アメリカは1991年から地震と原発事故による日本攻撃を計画していた

 CIAが作成した「JAPAN2000」というレポートが、その後の日本潰しの教科書となっていることがよくわかる内容があります。このレポートには「万能カード」というものがつけられていて、「地球規模経済の様式が新たに台頭したなか、(日本に)重要な変化を起こさせる万能なカードがいくらかある。次のようなものだ」と12項目が列記されています。
 それは「朝鮮の核兵器」「中東戦争がもたらす日本の輸出伸長力ならびに石油と資本の日本への流入に対する重大な影響」「台湾再統合の危機」「全世界に資産を持つという日本のナショナリズム」「日本で地震などの自然災害や核の大事故」など12項目です。それぞれについて馬野氏が解説していますが、最後の「日本で地震などの自然災害や核の大事故」は、まさに2011年の東日本大震災を彷彿とさせる内容です。それについて馬野氏は次のように述べています。

 
日本で地震などの自然災害や核の大事故

 ……もし、明日にでも第二次関東大震災が起こったらどうなるか。復興資金は日本の在外資産を処分して引き上げまかなうことになる。これは世界的な一大金融パニックになるだろう。いったいそのとき米英はどういう手を打つか。そのとき彼らは正体をあらわすだろう。
 もう25年くらい前になるが、私はドイツの原子炉研究所を見に行ったことがある。そのとき所長は原子力発電所は1カ所に集めて軍隊で警備しなければならなくなるだろうと語った。そのときはなんのことを言っているのかわからなかったが、いまにしてその意味がわかった。つまり外部からの侵入者が原子炉の破壊を謀る時が来るというのであろう。これは原子炉の暗殺である。人も原子炉も気をつけたほうがよい。

 馬野氏のこの本が出版されたのは1992年です。その段階で、アメリカは「万能カード」の一つである「地震と原発事故」による日本攻撃を視野に入れていたことがわかります。原発事故が決して津波を原因とするものでないことが、このことからも確認できると思います。


 当「つぶや記」の今後との展開について

 本日の最後に、当「つぶや記」の今後の展開についてお知らせしておきます。
 順番として次の3つのテーマについて検証し執筆していく予定です。特に最後の「テロに対してどんな備えが必要か」ということに皆さんの関心が高いと思われます。

@ 次の「日本沈没テロ」はいつ、どんな形で実行されるのか?
A その結果、日本国民はどのような状態におかれるのか?
B テロに備えて今の段階でやるべきことは何か?


 当サイトの読者の方からメールをもらいました。
 「今後の大異変に備えて自給自足のできる環境に移住しようと考えている」ということで、私にアドバイスを求める内容でした。私は移住を推奨しました。
 私自身も、日本沈没の「Xデー」までに神戸を離れ、地方に家を借りて移住するつもりで、いま大分県のほうで借家を探しています。移住先の条件は、南海トラフの津波に襲われる心配がなく、また近くに山や川、畑があることです。いざとなったら山にある植物を採取して飢えをしのげと日月神示が教えているからです。都会では、被災しても被災しなくても、多くの人が食糧不足の中で飢餓状態に陥るのは避けられません。そのことについては、「A日本国民はどのような状態におかれるのか」の項で、数回にわたって詳しく説明してくつもりです。

 次回は「富士山の噴火」に関する内容を予定しています。ご期待ください。書き下ろしですので、なかなか大変です(笑)。
 
 
[TOP]