上の写真は有名なイルミナティカードの中の1枚です。
カードのタイトルは「Nuclear Accident(原発事故)」となっています。
イルミナティカードについてはネット上に詳しい解説が載っていますので、ここでの説明は省略します。必要な方はネットを検索して確認してください。
このカードセットは1995年版を最後に発売中止となっています。そのため、現在ではコレクター商品として高値がついており、日本のamazonでは中古商品の「良い」というコンディションでも10万円以上します。
私は今年3月にアメリカのamazonで入手しました。絵の描いてある 430枚のすべてのカードを写真に収めていますので、今後、関係するテーマのときに随時ご紹介していきます。
イルミナティカードが一躍有名になったのは、2001年9月11日のアメリカの同時多発テロ事件を暗示するかのようなカードが含まれていたためです。1995年の段階で、アメリカのシンボルとも言えるツインタワーがテロリストに攻撃され、崩壊するということを予測した人はいなかったでしょう。まして、ペンタゴン(国防総省)の建物が攻撃されることなど想像することもできなかったはずです。
それが2枚のカードの中にそれぞれちゃんと描かれていたのです。
これにより、「このほかにも未来のことを予測したカードが含まれているのではないか」ということで、イルミナティカードが注目を集めることになりました。
おそらくカードの売れ行きはうなぎ登りになったことでしょう。ところが、カードの発売元は製造を中止して、それ以降は版を改めることがないどころか、発行済みの1995年版さえつくられなくなりました。一説には発行元にFBIの査察が入り、発行禁止にされたとも言われています。
発売中止になったことがわかったため、マニアの間でイルミナティカードの人気が沸騰し価格がつり上げられてしまいました。今では日本でも未開封の新品は手に入らず、開封ずみの中古品に10万円以上の高値がついています。
私は幸運にもまだ4万円台のときにアメリカのamazonで買うことができましたが、今ではもうアメリカでもなかなか手に入らないようです。ということで、世界中の陰謀論マニアが探し回っている超人気商品となっています。
さて前置きが長くなりましたが、本日掲載のカードの説明に戻ります。
このカードに描かれているのはどこの国の原発なのか、ということが問題です。原発の事故があったのはアメリカのスリーマイル、旧ソ連のチェルノブイリ、そして日本の福島第一原発です。しかし、1995年段階ではアメリカと旧ソ連の原発事故は起こった後でしたから、このカードの原発はその2つではないと見てよいでしょう。
となると福島第一原発なのでしょうか。
答えは「YES」です。なんと1995年の段階から、2011年に日本の原発が事故を起こすことは、少なくともこのカードを発行した人物にはわかっていたということです。
亀裂の形がどこの原発かを暗示している
それでは、今からこのカードに秘められた謎を解き明かしていきましょう。
2つ並んだ原発の右側の建屋に亀裂が入っています。これが事故を表現しているのです。
問題はその亀裂の形です。このままでは単に建屋がひび割れしているだけのように見えますが、実はこの亀裂の形に謎が秘められているのです。
この壊れた建屋を横に倒して亀裂の部分を拡大したのが次の写真です。
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