本日も新聞記事をもとに「首都直下地震テロ」の日が近づいていることを検証していきたいと思います。
最初が上の写真にあるオスプレイに関するニュースです。
動画(YouTube)とリンクしていますので、先に見ていただいても結構です。
では、以下の3つの新聞記事(要点を抜粋)をご覧ください。
■日経新聞 2018年4月4日(水)
オスプレイ 横田配備へ
今週後半にも5機到着
・在日米軍は3日、空軍の輸送機CV22オスプレイ5機が今週後半に横田基地(東京都福生市など)に到着すると発表した。
当面は訓練などを実施し、夏頃に正式配備する。沖縄県以外へのオスプレイ配備は初。陸上自衛隊が導入する機体も千葉県の木更津駐屯地に暫定配備する方向で調整されており、首都圏での飛行が恒常化する可能性がある。
米軍普天間基地所属のMV22オスプレイが2016年12月に沖縄県名護市沖で不時着、大破したほか、緊急着陸するなどのトラブルが相次いで発生。首都圏に配備されることで本土での訓練も増え、周辺住民の不安や反発が高まるのは確実だ。
・米軍は今後数年間で横田基地に計10機と運用の要員ら約450人を順次配備する予定。中国や北朝鮮への抑止力を高める狙いがあるとみられる。
「2016年12月に沖縄県名護市沖で不時着、大破した」とあります。その結果、オスプレイの配備について反対する動きが起こり、国会でも政府が野党から追及されるという経過がありました。
それなのに、沖縄よりもはるかに住宅が密集していて、事故があれば被害の規模が大きいと思われる東京の横田基地に、あっさりと導入されることが決まったのです。属国日本は、アメリカの決めたことには反対できないのです。
最後のところの、「(横田基地へのオスプレイの配備によって)中国や北朝鮮への抑止力を高める狙いがあるとみられる」という表現にはびっくりしました。
尖閣諸島や日本近海に出没して暴れ回っている中国は言うまでもなく、日本の近海にミサイルを飛ばして意気揚々としている北朝鮮にしても、米軍が東京の基地にヘリコプターの親分程度の輸送機を導入したことでビビるでしょうか。「抑止力」とはよく言ったものです。
住民の中に不安に思う気持ちがあるなか、米軍があえてこの時期に日本の首都東京の基地にオスプレイを配備する理由がわからないので、テキトーに提灯持ちの記事を書いたとしか思えません。読者を小馬鹿にしていると言うべき表現です。
つぎは、正式に5機の導入が決まったという記事です。
■日経新聞 2018年8月23日(木)
オスプレイ 10月配備へ
田に5機、沖縄以外で初
・防衛省は22日、米空軍の輸送機CV22オスプレイ5機が10月1日に米軍田基地(東京都福生市など)に配備されると発表した。
・米軍は19年10月以降に配備するとしていたが、4月に前倒しを発表していた。
・すでに首都圏などでの飛行も始めている。
・CV22は空軍の特殊部隊の輸送などに使う。沖縄県の米軍普天間基地にある海兵隊のMV22オスプレイと基本的な構造は同じだが、夜間でも地形を詳しく把握できる装置を備える。
・防衛省はV22オスプレイを陸上自衛隊に計17機配備し、佐賀空港に導入する計画だ。ただ、地元との調整は難航している。南西方面の離島防衛や災害への対処に活用することを想定する。
・防衛省は代替策として、千葉県の陸自木更津駐屯地への暫定配備を検討している。
要するに、わが国の陸自も米軍と協力してオスプレイを導入し、暫定という名目で首都圏に配備するということです。どちらも東京およびその近県に配備することに意味があると考えていると思われます。
次は、私の地元兵庫県を代表する地方紙・神戸新聞の記事です。
■神戸新聞 2019年3月24日(日)
日本人救出にオスプレイ
陸自海外任務 政府、導入方針
・陸自は、専用機を導入し、ヘリの高度な運用能力がある第1ヘリコプター団(千葉県木更津市)に専門部隊を新設し、特殊作戦群とともに、邦人救出などに投入する考えだ。
事故の可能性があるということで、沖縄や佐賀では配備に反対する住民の声があるというのに、それらの都市よりもはるかに人口が密集している首都東京とその近県(千葉)に配備するのはなぜでしょうか。
どう見ても、田基地のある東京を中心としたエリアでオスプレイの出番があるから、としか考えられません。陸自の導入目的に「邦人の救出」とありますように、オスプレイは本来は救出用に使われる輸送機です。ヘリコプターでは積載量やスピードなど性能面で不十分なので、それをカバーする目的で開発されたものなのです。
救出用の目的でつくられたオスプレイを東京の横田基地に配備する理由が、首都直下地震の「Xデー」が近づいていることであると気づかれないように、導入理由をカムフラージュしているのではないか――というのが私の分析です。
大使館や領事館に勤務する米人スタッフの救出、もしくは、横田基地の滑走路が地震で使えなくなった場合に備えて、基地に常駐している軍人たちの脱出用に使うことも考えられます。
救出や脱出が夜間でもできるように、また首都が炎上して火災の黒煙が空を覆い視界が悪くなっても使えるように、「夜間でも地形を詳しく把握できる装置」を備えることにしたのではないでしょうか。
それ以外に、首都と近郊の千葉県に救出用の輸送機を配備する理由が思い浮かばないのです。
もうすぐオスプレイが大活躍することになるでしょう。ただし、東京都民はなんの恩恵にもあずからないと思いますが……。
世界支配層が「日本沈没テロ」の手段としてこの国にセットしていると考えられる「3つの時限爆弾」のうち、「@ 首都直下地震」の検証についてはここでいったん終わっておきます。
次回からは「 A 南海トラフ巨大地震」について検証していく予定です。
こちらは首都圏から中部、近畿、四国、九州まで被災する可能性がありますので、ほとんどの人が直接的な影響を受けることになるでしょう。
大都市の横浜、名古屋、大阪が地震や津波によって大きな被害を受ければ、日本の工業の生命線が絶たれるに等しい状態となり、文字通り「日本沈没」が完了するでしょう。
被災エリア以外に住む人も、深刻な物不足、食糧危機に見舞われることになります。
「夜明け前が一番暗い」という言葉がありますが、その「一番暗い」状況を綴っていくことになると思います。どうぞ覚悟を決めておつきあいください。
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