何もかも一度に破裂いたす
時節が来た
2020年6月3日(水) 
 
 
 これまでの「つぶや記」は、大変現実的で、しかも夢のない「日本沈没編」を書き綴ってきました。世界支配層によって仕掛けられた「3つの時限爆弾」が相次いで爆発し、日本は国として再起不能状態になる――というのがこれまでのシナリオでした。
 皆さんの最大の関心は「このシナリオの続きはどうなるのか」ということでしょう。2つの巨大地震と富士山の噴火によって多くの日本国民が被災し、命を失うことになることが避けられないのはわかりました。また、残された国民も、深刻な食料危機のなかで、餓死したり、病気で亡くなったりする人が相次ぐと考えられます。まさに世界支配層が予定したとおりの夢のないシナリオのまま終わってしまうのでしょうか。
 ここで、当「つぶや記」の趣をがらりと変えて「身魂磨き編」に進みたいと思います。
 拙著『日本沈没最終シナリオ』(たま出版)では「カルマ編」「神示編」「新約聖書編」「覚醒編」の4章に分けて執筆しましたが、それを1つにし、その後の情勢の変化を踏まえて少し加筆修正しながら述べていきます。
 本日は、まず日本の2つの神示に表された「日本沈没」の姿から見ていくことになります。以下は、拙著『日本沈没最終シナリオ』からの引用です。

■『日本沈没最終シナリオ』(なわ・ふみひと・著/たま出版)

神示編――大本神諭、日月神示には世界支配層の日本乗っ取り計画が予告されていた。

 最近ではよく知られるようになった「日月神示」ですが、この「日月神示」と全く同じような内容の「大本神諭」は、「日月神示」に先駆けて明治から大正にかけて、のちに大本教の開祖となる出口ナオに降ろされた神示です。どちらも「艮の金神(うしとらのこんじん)」からの神示とされています。確かに、二つの神示を読み比べてみますと、内容はよく似ています。文言までほとんど同じ神示もあります。
 私はこの二つの神示こそ、この終末の時代に、日本に住む人々がどのような心構えで生きていかなければならないかということを正しく伝えてくれている貴重な神示だと考えています。
 両神示が伝えている神示のエッセンスは「終末の大峠までに身魂を磨いて、神が憑かることのできる人間になっておきなさい」というものです。そして、特に「日月神示」には、具体的な身魂磨きの要諦が述べられているのが特徴です。

 両神示の詳しいプロフィールについては、ぜひネットで検索してお確かめください。
 出典は『ひふみ神示(上巻・下巻)』(岡本天明・筆/コスモ・テン・パブリケーション/平成5年刊)と『大本神諭(天の巻・火の巻)』(出口ナオ/村上重長・校注/東洋文庫)です。
 「ひふみ神示」は今日では「日月神示」という呼び方が主流となっていますので、文中の神示名を「日月神示」と表記しました。
 また、両神示とも、私のほうで現代仮名遣いに改めています。

 
何もかも一度に破裂いたす時節が来た

 『大本神諭・天の巻』(平凡社)の中に、「世の終わりのシナリオ」を説明した次のような一文があります。

 何もかも一度に破裂いたす時節が近寄りて来たから、何時までも我を張り欲に迷うて、利己主義(われよし)のやり方ばかりいたしておる守護神よ、人民よ、ここまでに神が気を付けてやりておるのを、何時も啼く烏のように思うて油断をいたしておると、思いがけないことが出来(しゅったい)いたして、ビックリ虫が出るぞよ。

 「何もかも一度に破裂いたす時節が近寄りて来た」ということの意味は、「人の潜在意識や人類の集合意識の中にあるカルマを一気に清算(大掃除)しなくてはならない時がきた」ということでしょう。それが現世的に見ると「一度に破裂する」という姿に見えるということです。善いことも悪いことも、一度に現れてくることになります。
 昨今の地球規模の気象異変や、国内においても異常な犯罪などが多発している社会現象を見ていますと、既にカルマの現象化が加速されつつあるのを感じます。個人のカルマはもちろん、国家や民族、あるいは人類全体で生み出してきたカルマの清算は、これからますます激しいものになり、最後は「一度に破裂」する形で「カルマの大掃除」が完了するのでしょう。
 そして、「(地震や台風などの自然現象は)昔からあることだとばかりに高をくくっていると、思いがけないことが起こるぞ」と警告しています。一刻も早く本気で身魂磨きに取り組まなければ魂が救われないということです。
 また、この神示は「人民」だけに訴えているのでなく、その人民の守護神様に対して警告を発しているところに特徴があります。低級霊によるイタズラ半分の霊言とちがって、まさに神様のレベルに近い高級神霊からの霊言であることがわかります。
 「大本神諭」の中には、世界支配層の頂点にいる霊的存在(悪神)が世界のひな型である日本を我が物にし、世界中を支配下に置こうと狙っていることや、日本人が改心(身魂磨き)をしないと「アフンとして四つん這いになって苦しむような出来事」が避けられなくなること、日本人は飢餓を経験せざるを得ないこと――などがリアルに表現されています。
 神示の結論部分では、「日本には特別の経綸(しぐみ)がしてあるから、(身魂さえ磨けておれば)外国がどんなことをしてきても心配はいらん」と述べられています。これは「日月神示」と大変よく似た表現です。このことからも、明治から大正にかけて降ろされた「大本神諭」と、昭和になって降ろされた「日月神示」は、同じ神さま(艮の金神)からの神示であることが判ります。

 
このままでは日本の国が盗られるぞ

 この世をこのままにしておいたなれば、日本は外国に取られてしもうて、世界は泥海になるから、末法の世を縮めて松の世にいたして、日本神国の行状(おこない)を世界の手本に出して、外国人を従わせて、万古末代動かぬ神の世で、三千世界の陸地(おつち)の上を守護いたして、神、仏事、人民を安心させてやるぞよ。そこへなるまでに、世界にはもひとつ世の立て替えの大峠があるから、一日も早く改心いたして、神にすがりて誠の行ないに替えておらんと、今までのような、我さえ善ければ人は転けようが倒れようが見向きもいたさん精神(こころ)でありたら、神の戒め厳しきから、到底この大峠を越すことはできんぞよ。(大本神諭)

 神の国は結構な国で世界の真ん中の国であるから、悪の神が日本を盗りて末代の住家とする計画でトコトンの智恵出してどんなことしても盗るつもりで、いよいよを始めているのざから、よほど褌(ふんどし)締めてくだされよ。(日月神示)

 ここでの「神の国」とは日本のことです。霊界では、神の国・日本を悪の神が狙っているのがわかっているのです。ですから、肉体を持ってこの世に生きている日本人が神様と一体となって、この神の国・日本を守らなくてはいけないのです。
 出口ナオが亡くなったあと大本(教)の教主となった出口王仁三郎は超能力者だったことで知られていますが、その王仁三郎も、日露戦争が始まる1年前の明治36年に、「いろは歌」という予言詩を発表し、そのなかで、「露国ばかりかアメリカまでが、末に日本を奪う企画(たくらみ)」と警告しています。アメリカ(を裏から支配する層)は明治の時点から「日本沈没(略奪)」計画を温めていたことがわかります。

 外国の悪神が神の国欲しくてならんのざ。神の国より広い肥えた国いくらでもあるのに、神の国が欲しいのは、誠の元の国、根の国、物のなる国、元の気の元の国、力の元の国、光の国、真中の国であるからぞ。(日月神示)

 神の国千切りと申してあるが、喩えではないぞ。(日月神示)

 人工地震・津波テロ等によって首都を破壊し、国家機能を喪失させたあと、各国が国連の決定という手を使って、日本列島をいくつかに分割して自分の国にしてしまうということでしょう。

 神の国を八つに切って殺す計画、神の国にも外国の臣がおり、外国にも神の子がいる。岩戸が明けたら一度にわかる。(日月神示)

 日本にも明治維新以降は世界支配層の息のかかった人間が巣くっています。フリーメーソンに入会手続きを済ませている人間と、その者の傘下に入って動き回っている人間がいるようです。「岩戸が明ける」というのは「地球が次元上昇して新しい世界になったら」という意味です。

 富士は神の山ざ。いつ火を噴くか分からんぞ。神は噴かんつもりでも、いよいよとなれば噴かなならんことがあるから。(日月神示)

 富士山が噴火すれば、溶岩流によって日本が東西に分割される可能性は高くなります。

 天も地も一つにまぜし大嵐、攻め来る敵は駿河灘、富士を境に真っ二つ。まず切り取りて残るもの、七つに裂かん仕組みなり。されど日本は神の国。最後の仕組神力に、寄せ来る敵は魂まで、一人残らずのうにする。夜明けの御用つとめかし。晴れたる富士のすがすがし。(日月神示)

 まず富士山を境にして真っ二つに分け、その一つを七つに分ければ合計八つになり、前の神示の数字と一致します。なんともリアルです。日本列島の分け方までが霊界からは見えているのでしょうか。それでも最後は日本は神の力で守られるということですが。

 
国家消滅後の日本はどうなるのか?

 海賊の一味(世界支配層)が仕掛ける次の人工地震・津波テロによって日本の国が乗っ取られたあとどうなるのかという神示を見ていきます。まずは最大のターゲットにされている首都・東京のことです。

 いずくも土にかえると申してあろうが。東京も元の土に一時はかえるから、そのつもりでいてくれよ。神の申したこと違わんぞ。東京は元の土にかえるぞ。そのつもりで用意してくれよ。(日月神示)

 江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ。江戸には人民住めんような時が一度は来るのぞ。(日月神示)

 「土にかえる(返る)」ということは、現在の建物や構造物が壊れてしまうことを意味しています。地震とその後の火災で、東京は戦後と同じような焼け野原になるのでしょうか。世界145カ国で放映されているといわれるナショナル・ジオグラフィック・チャンネルが、今年(2015年)の3月11日に「忍び寄る超巨大地震の恐怖」というタイトルのドキュメンタリー番組を放送していました。超巨大地震が忍び寄っているのは日本の東京のことで、それによりますと、富士山が噴火して溶岩流が太平洋に流れ込み、東京には火山灰が積もって都市機能が麻痺することになっていました。世界支配層が期待している(計画している)首都崩壊の姿なのでしょうか。彼らはそのことの実現に向けて、早くから富士山麓でいろいろと細工をしているものと思われます。

 江戸と申すのは東京ばかりではないぞ。今のような都会みなエドであるぞ。江戸はどうしても火の海ぞ。それより外やり方ないと神々様申しておられるぞよ。秋ふけて草木枯れても根は残るなれど、臣民枯れて根の残らぬようなことになりても知らんぞよ。(日月神示)

 大都会のことを「エド(穢土)」と表現しています。都市には人間の欲望や怒りなど独特の善くないカルマが渦巻いています。その街のカルマが一掃される形はやはり火災なのでしょうか。「臣民枯れて根の残らぬ」という表現は、都会の人が死に絶えてしまうことを意味しています。大阪は地盤が沈下して水没するという情報もあります。どうやら世界支配層は日本の二大都市を粉砕するつもりらしく、アメリカが次の人工地震・津波テロの死者数を2千万人と見積もっているのはそのためかと思われます。

 
これに関連して、以下は拙著『日本沈没最終シナリオ』の「試練編」からの引用です。

『闇の世界権力が「完全隷属国家日本」を強く望む理由』(中丸薫・著/ヒカルランド/ 2014年刊)には、日中戦争に関連して重要な情報が載っています。

 
日本は東西に分断/中国の一部に

 
中国の外務省である「外交部」が作成したと言われる地図の日本列島周辺の全体図は、日本が中央から二つに分けられている。本州が中部地方、愛知・静岡県境あたりで東西に分断され、それより西の関西、中国地方、四国、九州は「東海省」とされ、富山県、静岡県あたりより東、北海道までが「日本自治区」とされている。つまり、日本全体が中国の領土となっていて、西半分は、中国の「省」の一つとなり、東半分は日本人の自治区扱いとされている。
 自治区とは、現在の中国ではチベットや新彊ウイグルなどがそれにあたる。チベットは朝鮮戦争で世界の目が朝鮮半島に釘付けになっている間に中国軍が突如侵攻し占領した。チベットの人々は、熾烈なゲリラ戦などで抵抗したが、1959年3月に中国軍の攻撃によって、ダライ・ラマ法王とともに8万人の民衆がインドに亡命、チベットは中国に完全に制圧されてしまった。日本に対しても、中国政府は同じ戦略で侵略してくるだろう。


 これは「富士山の噴火」による日本列島の分断を想定したものではないかと考えられます。富士山の噴火による火砕流で、静岡県のあたりは幹線道路と鉄道が遮断される可能性が高いからです。最終的に、首都東京が破壊され、国家機能を喪失した日本は、日中韓をまとめた東アジアの一つの国家として中国共産党政権に管理させることが世界支配層の計画と考えられます。


 私が移住を予定している大分県も中国の一部となるようです。
 もうしばらく夢のない話が続きます。
 
 
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