四つ足を食ってはならん
共食いとなるぞ
2020年6月9日(火) 
 
 
 世界支配層による「日本沈没テロ」は、東日本大震災という形の「複合災害」による攻撃は失敗に終わりました。しかし、今度はそれよりもはるかに強力な「時限爆弾」をセットして、この国を地震と津波、富士山の噴火で粉砕しようとしています。
 その「Xデー」について私の予測を当「つぶや記」で明らかにしてきました。私の予測どおりであれば、あと2カ月でこの国は未曾有の大災害によって亡国の危機に陥るのは避けられません。
 その結果、被災地以外に住む人も含めて全国民が深刻な食料不足に見舞われ、餓死する人、自殺する人が出てくることになると思われます。
 そのような苦難に耐え抜いた人が、その後に訪れる(と思われる)終末の大峠に次元上昇できる人になるのでしょう。大峠のあとに訪れる世界を、聖書では「神の国」といい、日月神示では「ミロクの世」と呼んでいます。
 そんな終末の話は遠い将来のことと思っていましたが、にわかに現実化しそうになってきたのです。そういう意味では大変夢のある時代を迎えたとも言えます。
 しかし、人類の夜明けの前には漆黒の闇が横たわっているのです。世界大動乱の中で、特に日本は「日本沈没テロ」という大災害によってもっとも悲惨な状況を迎えることになります。
 何よりも困るのが「食べるものが手に入らない」という事態です。そのことは大本神諭にも日月神示にもリアルに描写・予言されています。そして、そのような食料不足の中でも決してやってはいけないこととされているのが、本日の表題にしている「共食い」なのです。
 日頃から動物の肉を食べることになんのためらいも感じない人は、いざ食料不足になると人間の肉でも食べる可能性があるのです。現実に、太平洋戦争にかり出された人たちの中には、外地でまったく食料の補給がないため、亡くなった人の肉を食べて命をつないだ人がいたのです。
 また、アメリカで雪の山中に不時着した旅客機の乗客が、亡くなった人の肉を食べて生きのびた話が報じられていました。日月神示は「それをやったらおしまいだよ」と教えています。空腹でも肉の誘惑に負けないようにするためには、普段から肉を食べる習慣をやめておくことが必要なのです。肉の味を覚えた舌は、いざとなったら人の肉でも口にすることになるからです。
 もちろん、自分で人を殺して食べる人はいませんし、料理をする人もいないでしょう。しかし、誰かがそれをやって、動物の肉だからと偽って食べるように誘われたら、つい口にしてしまうことは考えられます。まして、一緒にいる子供が「お腹すいたよー」と泣きじゃくっていたりすれば、「じゃあ、お肉をもらってあげる」と、つい人が調理した肉をもらって食べさせたり、自分も食べるかもしれません。それが「やってはいけいなこと」だと神示は警告しているのです。極限の状況になると、人は自分でも信じられない行動をすることになるからです。潜在意識には自分の知らないもう一人の自分が住んでいることを忘れないでください。この場合は、「お肉なら何でも食べる自分」ということになるでしょう。
 以下は拙著『日本沈没最終シナリオ』(たま出版)の「神示編」からの抜粋です。

 
四つ足を食ってはならん 共食いとなるぞ

「身魂磨き」の「身」は肉体を意味します。肉体を清めることも大切な身魂磨きなのです。体の内も外もいつも清潔に保つことが必要です。外を清潔にすることはほとんどの人が心がけていると思いますが、内を清潔にすることに関しては、多くの人は西洋医学の間違った教えに惑わされていると思われます。つまり、戦後アメリカ(を裏から支配する層)によって強制的に日本人の食生活が米(ご飯)から小麦(パン)に切り替えられ、パンと相性のいい副食として牛乳やハム、ウインナー、ハンバーグなど動物性の食品が食卓を埋めるようになりました。
 ホテルの朝食バイキングの様子を観察していますと、若い人は大半が洋食メニューで、ハムやウインナー、ベーコンなどが定番になっています。また、かなり年配のご夫婦でもそろって洋食という人が多くなりました。その結果、戦前の日本人にはなかった新しい病気にかかる人が増えているのが実情です。
 特に問題なのは肉食です。「大本神諭」も「日月神示」も、「日本人は肉食をしてはならぬ」と厳しく戒めています。また、腹いっぱい食べるよりも少食のほうが健康にもよいし、また運もよくなるという神示もあるのです。終末の時代を迎えているいま、身魂を内から清めるために「食」に関する神示も真剣に受け止めたいと思います。

 食物、食べ過ぎるから病になるのぢゃ。不運となるのぢゃ。腹十分食べてはこぼれる、運はつまってひらけん。この判りきったこと、何故に判らんのぢゃ。ツキモノがたらふく食べていることに気づかんのか。食べ物節すればツキモノ改心するぞ。(日月神示)

 少食は運命をよくするという考え方があります。有名なのは江戸時代の観相家で「節食開運説」を唱えた水野南北です。私のホームページに『日本霊能者列伝』(中矢伸一・著/廣済堂文庫)から水野南北に関する内容を抜粋して紹介しています。関心のある方は参照してください。(「水野南北」でネット検索)
 さて、神示の解説に戻します。食べ過ぎが不運を招くと判っても、美食と飽食に慣らされた現代人にはちょっと対応が難しいかも知れません。「別に獣側に行ってもいいから、今の食生活はやめたくない」という人もいるでしょう。ただし、そういう人は、迫り来る食料危機によって、空腹の苦しさという形でカルマの清算をさせられる可能性が高いと思います。食べ物が手に入らなくなると、満腹に慣れた胃袋はなかなか辛抱してくれないからです。
 「ツキモノ」というのは、この世の人間に憑依している低級霊という意味です。肉体を失ったあともこの世の食べ物に未練のある未成仏霊が、自分と同じような食欲旺盛な人間に憑依(ひょうい)して、その人間を通じて食べ物を口にするのです。本人が食べているようにみえますが、実は低級霊の口に入っているということです。ですから、大食漢と言われる人、どうしても間食癖が抜けない人、甘い物に眼がない人、アルコール依存度の高い人などは注意が必要です。神示では、食べる量を減らすことによって憑かっている霊を改心させることができる、と述べられています。これも終末の時代には大変重要なことでしょう。

 四つ足を食ってはならん。共食いとなるぞ。草木から動物生まれると申してあろう。神民の食物は五穀野菜の類であるぞ。食物は科学的栄養のみにとらわれてはならん。霊の栄養大切。(日月神示)

 人民がみな飢餓(かつえ)におよぶことが出てくるぞよ。畜生国のように終いには人民を餌食(えば)にせんならんようなことができようもしれんが、何ほど詰まりて来ても、日本の国は共喰いというようなことはできんぞよ。(大本神諭)

 日本の国に食物なくなってしまうぞ。世界中に食べ物なくなってしまうぞ。何もかも人民の心からぞ。食物なくなっても食物あるぞ。神の臣民、人民、心配ないぞ。共食いならんのざぞ。心得よ。(日月神示)

 日本には五穀、海のもの、野のもの、山のもの、みな人民の食いて生くべきもの、作らしてあるのじゃ。日本人には肉類禁物じゃぞ。今に食物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。今度は共食いとなるから、共食いならんから、今から心鍛えて食物大切にせよ。食物拝むところへ食物集まるのじゃ。(日月神示)

 神示にたびたび出てくる「共食い」とは「人が人の肉を食べる」という意味です。ここでは更にはっきりと「終いには人民(の肉)を餌食に」すると述べられています。肉食に慣れた現在の国民は、終末の土壇場の食料危機の中では、最終的に人間の死体の肉を口にする事態もあり得ることが警告されているのです。
 旧約聖書にも、モーゼに率いられた人たちの中に「ああ、肉が食べたい」と絶叫する者がいたという事例が述べられています。肉食に慣れた舌はもっとも飢えに弱いのです。しかしながら、もし人間が人間の肉を食べる過ちを犯すならば、もはやその魂は永遠に救われることはなくなり、獣への道をまっしぐらに転がり落ちて行くことになります。

 今度神から見放されたら浮かぶ瀬ないぞ。食い物大切に、家の中キチンとしておくのがカイ(隗)の御用ざぞ。初めの行ざぞ。(日月神示)

 お土から出来た物であれば、どんな物を喰ても辛抱が出来るから、「大根の株でも尻尾でも赤葉でも、常から粗末にするでないぞよ」と申して、毎度気を附けてあるぞよ。(日月神示)

 「カイ(隗)の御用」とは最初のおつとめという意味です。食糧危機が来なくても、平素から食べ物を大切にして、家の中を整理整頓しておくことが身魂磨きの第一歩だということです。
 人民が口にすべき食べ物は「お土から出来た物」ということで、野菜や果物などの植物を食すべきだと述べられています。穀物菜食をしている人は飢えにも強いのです。また、いざとなれば日本の国土には飢えを凌ぐための食べ物はいくらでもあるからです。
 それから、「食べ物」には当然「水」も含まれていると考えるべきでしょう。普段から水を粗末にせず、大切に扱うように心がけたいものです。


 西洋医学に惑わされた今日の日本人は、洋食という名の食生活を通じて西洋人の体格と体質を身につけてきました。その結果、それまでは日本にはなかった病気を肉体に取り入れることになったのです。いまや日本中が病気の人と未病の人(病気予備軍)であふれかえっています。
 ただし、神示が「肉を食べるな」と禁じているのは健康上の理由からではないのです。そもそも、食料危機で多くの人が餓死するような状況になることを予告しながら、「健康のために肉は食べないように」といった忠告をするわけがありません。
「肉は魂を汚すから」というのがその理由なのです。目先の命をつなぐために肉を食べて生きのびようとすれば、究極的には同胞(はらから)つまり人間の肉をも口にする可能性があるので、肉食の習慣を厳しく戒めているのです。人が「共食い」をしてしまうと、まともな世界には行けなくなるからです。
 まずは肉食の習慣を改めること――これが身魂磨きの最初の試験ということになるでしょう。今日では、ほとんどの日本人がこの最初の終末試験で挫折するのではないかと思います。
 ですが、当サイトに肉食の問題点をわかりやすく説明しているページがありますので、現在肉食をしている人はぜひ目を通していただきたいと思います。

→ 『人類を救う霊性と食の秘密

→ フツーの人が書いた黙示録〈肉食編〉

 次回は、拙著『日本沈没最終シナリオ』を参照しながら、終末には「神の国」に行ける人と「地獄的世界」に行く人に分けられるという内容を、日月神示と新約聖書の記述から見ていきたいと思います。
 
 
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