ＵＦＯには大きく分けて４つの種類がある

中丸　ところで、ＵＦＯにもいろんなタイプがありますよね。いわゆる「アダムスキー型」といわれる円盤みたいなものとか。
矢追　ＵＦＯの種類についてもいろいろ語られているけど、僕ら地球人の感覚というのは、先入観に影響されたりしますよね。だからアダムスキー型だとか葉巻型だというのも、すでに知っているタイプのどれかに当てはめている可能性があります。
　たとえば同じものをオーストラリアのアボリジニが見たら、全然違うものに見える可能性だってあるでしょうね。
　学校の理科の授業でも習ったように、僕らが「見る」というのは、本当にそのものの実体を見ているわけではなく、反射光を見ているだけなんですよね。その反射光も、可視光線の範囲内でないと人間の目には見えないのですからね。
中丸　そういうことですね。
矢追　視覚というきわめてあいまいな感覚で見たものを根拠に、見た・見ないと喧嘩しているわけです。
中丸　確かに……。
矢追　しかしビデオやカメラに残っている映像があれば、もう少しちゃんとした検証が可能ですね。そこで映像やさまざまな情報をもとに分析した結果、ＵＦＯには次の４つの種類があることがわかっています。

�@誰かの手によって作られた、金属製の物質的なもの
�A別の次元からやってきているもので、非物質的なものである可能性があるもの
　別の次元から来ているので、この次元では物質化していないけれど、われわれにはにえるものです。
�B人間がＵＦＯを真似して作っているもの
　たとえば、アメリカとかロシアとか、どこかの国の郡部が秘密平気として作って、飛ばしているものです。国家の正規の軍隊だけではなく、第３の軍隊、第４の軍隊……といった秘密部隊がからんでいる可能性もあります。
　このタイプのＵＦＯとしては、ＭＨＤ方式（磁気流体力学方式）のＵＦＯのものが結構多いですね。これはアメリカよりロシアの方が一歩進んでいて、アジャックスというＭＨＤ機を先に飛ばしています。
　最近のものは米ロとも、速いものだと時速マッハ9以上は出るようです。
�C幻として見せているもの
　たとえば、三次元の映像を空中に描いて見せるということは、宇宙人のテクノロジーでもできると思いますが、現代のわれわれの持つテクノロジーでも、ホログラムを使って見せることはできます。このタイプのＵＦＯは完全に実体がないものだけれど、見えるというものです。
　地球上の秘密部隊や秘密結社が、こうしたイリュージョンを人工的に作り出しているのか、はたまた、エイリアンがなんらかのメッセージを伝える目的で、空にイリュージョンを映し出しているのか。両方の可能性があります。

　ＵＦＯのタイプとしては、ほかには、長さが100メートル以上もあるような大きなミミズのようなもので、「ワーム」と呼ばれているものがあります。それが白く光ったり、ピンク色に光ったりして上空をゆらゆら動いている様子が、たくさん撮影されています。
中丸　長さが100メートル以上もあって、白く光ったり、ピンク色に光ったりする物体がゆらめいているなんて、きれいでしょうね。
矢追　ええ。それらを撮影した動画がYouTubeにも上がっていて、僕も見ました。2009年に撮影されたものでした。
　ほかには、日中に100機や500機という白く発光した球型のＵＦＯの大編隊が上空を横切っていくものなどがあります。映像もたくさん撮られているのですが、大編隊の一つひとつが全部光っていて、とても壮観です。