ロズウェル事件時に回収された宇宙人の遺体は日本人そっくりだった

中丸　アダムスキー（1891〜1965）がＵＦＯと出合ったとき、金髪の美人に会ったとか言っていましたよね。
矢追　ああ、米カリフォルニア州のモハーヴェの砂漠でＵＦＯから降りてきたという美女ですね。アダムスキーは、あの金髪の美女は金星人だと主張しているんですが、実はアダムスキーが出合ったＵＦＯはナチスが造ったものである可能性が高いんです。
　ナチスは1940年代、つまり、第２次大戦中にすでにＵＦＯを造って飛ばしていた記録があるんです。その当時のナチスＵＦＯの設計図の中にアダムスキーが写真に撮ったいわゆるアダムスキー型ＵＦＯとまったく同じものがあるんです。
　1952年といえば、第２次大戦の終戦から７年後ですよね。だから彼が見たＵＦＯから降りてきた美女というのはおそらくドイツ人だった可能性が高い。
　もしドイツ人でなければ、ノルウェー人かスウェーデン人、いわゆるアーリア系の白人女性ですね。ナチスはアーリア人が好きだから（笑）。それで、わざと妙な言葉を使ったのかもしれませんね。それでなければ、アダムスキーがドイツ語がまったくわからなかったか。
　いずれにせよ、言葉がわからなかったから、宇宙人だと思ってしまったんでしょうね。
中丸　それはありえますね（笑）。
矢追　でも、ロズウェルの方のＵＦＯは本物です。だから、アメリカの裏の軍隊の秘密兵器は、ほとんどロズウェルから取っています。ですが、そのときいっしょに落ちてきた異星人というのはグレイじゃないです。
「グレイ」というのは、体が小さくて、吊り上がった大きな目をしている宇宙人ですね。宇宙人といえばこれがすっかり有名になりましたが、ロズウェル事件のときに回収された宇宙人の遺体は、日本人にそっくりだったといいます。ということは、人間にそっくりな宇宙人も多いということですね。
　日本人にそっくりなその宇宙人は、解剖に当たった人の記述によると、男で３体だったそうです。1970年代、ＮＡＴＯの高官たちが、ＵＦＯや宇宙人について調査したとき、宇宙人の中には人間にそっくりなものもいるということがわかってパニックになったといいます。
　人間にそっくりだったら、自分たちＮＡＴＯの高官の中に宇宙人が紛れ込んでいてもわからないということですよね。そんなことをされたら、ＮＡＴＯの秘密はすべて宇宙人に筒抜けになってしまうということですからね。それで青くなったわけです。
　ロズウェルで回収された３体の遺体は、外見が日本人にそっくりなだけでなく、ＹＡＰ（−）という日本人に非常に多い遺伝子を持っていることもわかりました。これは特殊な遺伝子で、ほかのアジア地域ではこの遺伝子を持っている人は非常に少ないんですよ。でも日本人は42％もの人々が持っています。
　もともとコーカサスやいまのグルジアあたりの遺伝子で、騎馬民族系の人たちが持っています。しかし彼らが日本に来るには、中国大陸から朝鮮半島を経由して来るはずなのに、中国人や朝鮮半島の人たちにＹＡＰ（−）を持っている人が少ない。それが不思議ですね。
中丸　そのようですね。
矢追　最近は、「ブライング・ヒューマノイド」と呼ばれる、人造人間のようなものが空中を歩いているところを見たという目撃情報が増えています。メキシコ、アルゼンチン、イギリスなど多数の国の上空に現れていて、幻ではない証拠に撮影ビデオもたくさんあります。録画されているので、必要であれば見ることもできます。
　でも、僕が言うのもなんですが、実はＵＦＯや宇宙人の問題は、たいしたことではないと思っているんです。われわれはＤＮＡを操作して造られたのかもしれないし、それを監視するため、あるいはわれわれを救うために宇宙人が来ているのかもしれない。でも、そんなことよりも人生にはもっと大事なことがあると思っているからです。
　それは、自分はどうやって生きていくべきか、自分自身の幸せをどうやったら大事にすることができるのか、そういうことを真剣に考えること。こっちの方がＵＦＯや宇宙人の問題より、よっぽど大事なことだと僕は思っているんです。
中丸　突き詰めて考えれば、そうですよね。矢追さんの考えに私も同感です。