2011年3月の東日本大震災以降、テレビや新聞などの主要マスコミから週刊誌に至るまで、首都直下地震や南海トラフ巨大地震、そして富士山の噴火のどれかをネタにしないメディアはないと言ってもよいほどです。
それも「いつ起こってもおかしくない」つまり、「いますぐ起こる可能性も十分ある」と報道しているのです。にもかかわらず、多くの国民の反応は至ってのんびりしているとしか思えません。首都東京から逃げ出すどころか、東京一極集中が進む一方です。
そもそも、国民や都民の命を守る立場にあるはずの政府や東京都までもが、海外のメディアにおいても地震の危険性が叫ばれている東京で、世界最大のイベントであるオリンピックを開催しようというのですから、まさにこの国は狂っているとしか思えません。
しかし、世界支配層は冷静なのです。最初から東京でオリンピックなど開かせるつもりはなかったのです。ですから、今回の新型コロナウイルス騒動で外国のVIPが日本に近づかないような策を講じた――というのが私の分析でした。
大災害に対する国民の反応が鈍感に感じられるのは、日本国民が楽観的な民族だからというより、平和ぼけして危機を認識する力が弱くなっているためと言うべきでしょう。まさに、いま多くの日本国民は「現実を直視する能力」が減退してしまっているのです。
ところで、みなさんはどう思われますか。近い将来、首都直下地震や南海トラフ巨大地震、あるいは富士山の噴火がこの国を襲うと、本気で思っておられるでしょうか。
「この国には3つの時限爆弾がセットされている」という意味は、「今後この国を襲う可能性が高い首都直下地震や南海トラフ巨大地震、富士山の噴火は、世界支配層が日本沈没を狙って人工的に引き起こすテロなのだ」という意味です。
この3つの大災害が近い将来この国を襲うという話は、早くから言われ続けていることです。政府をはじめ、権威ある学者たちが口をそろえて警告しています。
ただ、私の場合、以下の3点で政府や学者の予測とはニュアンスが違っています。
@ これから起こる3つの大災害は人工的なものである。
A 3つの大災害は短期間に連続してこの国を襲う。
B 今年中に日本沈没テロのスイッチが押される。
この3点が私のオリジナルの考え方です。
ですから、私の分析が間違っていようといまいと、いずれ3つの大災害がこの国を襲うのは間違いないと見られているのです。
それなのに、おそらくこの国の国民はそのような大災害に対する十分な備えをしないまま、目先の問題(現在は新型コロナウイルス問題)に振り回されながら「Xデー」を迎えることになるでしょう。
もし、今回の新型コロナウイルス問題が起きなければ、いまごろテレビではオリンピックの開催に向けてスポーツ番組が花盛りだったはずです。多くの国民は、地震や津波のことは頭の隅に押しやり、相変わらずスポーツや娯楽の話題に花を咲かせていたことでしょう。そこがこの国の(多くの国民の)異常なところなのです。
そのような不思議とも言える楽観的な(というか深く考えることができない)国民が増えたのは、私の分析では、「彼ら」つまり「世界支配層」が、マスコミの力で計画的に日本民族を洗脳し、現在のような平和ぼけの国民へと作り替えてきた結果なのです。
逆に、そういう楽観的な人の目から見ると、私のように警鐘を鳴らすタイプの人間は、「悲観的すぎる」か「精神がおかしい」としか思えないことでしょう。
しかし、悲観的と言われようとも、あるいは精神がおかしいと思われようとも、読者の皆さんのなかには必ず真剣に受け止める人がいると信じ、声を高くして次のような警鐘を鳴らします。
今年、首都直下地震と南海トラフ巨大地震、そして富士山の噴火は必ず起こります!
次回からは、私が「この国にセットされた時限爆弾」と考えている3つの大災害を1つずつ取り上げながら、「その結果この国はどのような状態に置かれるのか」ということについて具体的に述べていきます。
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