今回は、これまで私が提供してきた情報に基づいて、読者の皆様にご自分のお気持ちの点検をしていただきたいと思います。
私が二者択一の質問形式で問いかけますので、どちらかを選んでください。どちらでもないという場合でも、より近い方を選んですすんでください。
問1 あなたは、「今年、日本沈没テロが実行される」と思っていますか?
1. はい 2. いいえ
「1. はい」と答えた人だけ「問2」に進んでください。
「2. いいえ」と答えた人は、今回のメンタルトレーニングは終わりですが、一応このあとの質問には目を通してみてください。
問2 あなたは「日本沈没テロ」に備えて、何か特別な対策を実行するつもりですか?
1. はい 2. いいえ
「1. はい」と答えた人だけ「問3」に進んでください。
「2. いいえ」と答えた人は、今回のメンタルトレーニングは終わりですが、引き続きこのあとの質問には目を通してみてください。
問3 あなたは「日本沈没テロ」対策を実行するにあたって、ご家族に理解と協力を求めますか?
1. はい 2. いいえ
質問はこれで終わりです。
ネタをばらしますと、私としましては、多くの読者の方に「問3」で「1. はい」という答えを期待しているわけです。
本気で「日本沈没テロ」対策を実行しようと思えば、必ずご家族の協力が必要となります。
まず首都直下地震または南海トラフ巨大地震の被災想定エリアに住んでいる人を対象にしての話です。それ以外の地域に住んでいる人も何らかの準備をしておく必要があると思っていますが、そのことはもう少し後で考えていくことにします。
ということで、被災想定エリアに住む人が最初にしなければならないことは、ご家族との合意形成ということです。つまり、世界支配層による「日本沈没テロ」に備えて対策をしなければいけない、という考えを家族で共有化しなければなりません。
そのことを理解してもらうために、これまでの内容をご家族に話してみてください。いや、話したと想像していただくだけでも結構です。
どんな反応があると思いますか?
おそらく、「その作者は精神がおかしいんじゃないか?」と笑われるに違いありません。
そして、皆さんが「日本沈没テロ」のことを真剣に説明しようとすればするほど、無視され、嫌悪され、場合によっては馬鹿にされることでしょう。最後には「そんな話はもうやめてほしい」と言われるのがほぼ確実だと思われます。
さあ、そこで皆さんはどうしますか?
ここから皆さんの選択が分かれることになります。
@ 根気よく説得を続ける。
A 説得はあきらめ、自分一人でできる範囲での対策を考え、準備する。
@の場合も、説得ができなければ結局はAになるでしょう。つまり、ご家族の協力が得られないまま、一人で対策をしなければならなくなるということです。場合によっては「仕方がないので、説得はあきらめて家族と運命をともにする」という決断をする人があるかもしれません。それも1つの選択です。
大切なことは、どんな選択をするにしても、あとでそれを後悔しないという気持ちを固めておくことです。
たとえば、ご家族の説得ができないまま、私の予測どおり「日本沈没テロ」としての首都直下地震や南海トラフ巨大地震が起こった場合、おそらく対策が不十分であれば被災してしまうことになるでしょう。
そのときに「だから言ったのに」という気持ちでご家族を非難したり、あるいは説得することができなかった自分自身に対して腹立たしい気持ちを抱いたりしてはいけないということです。
以前に「同情するなら金をくれ」という言葉がはやりましたが、それをもじって「後悔するならやっておけ」と申し上げておきます。
東日本大震災で、津波警報が出て逃げようとしたとき、ご家族の中にどうしても逃げないという人があり、説得をあきらめて自分だけ逃げて助かったという人があったそうです。
その人は、「あ、自分は逃げたから助かって良かった」という気持ちにはなれないでしょう。「なぜ、あのときもっと強く説得しなかったのだろう」という後悔の念が強くわき起こるはずです。あるいは「私も一緒に津波に巻き込まれて死ねば良かった」という気持ちになるかもしれません。その気持ちは、震災を思い出すたびに心をよぎり、つらい気持ちを呼び起こすことになるでしょう。
そういうことが起こらないように、まずはご家族を根気よく説得することが大切です。
それができなくても、「日本沈没テロ」対策はできるだけ早くとりかかる必要があります。
ただし、ここでいう対策とは、「何日分かの水や食料を備蓄しておく」といった程度のことではありません。このあと「Xデーまでに何を備えるのか」というテーマで詳しく説明する予定ですが、首都直下地震や南海トラフの被災想定エリアに住んでいる人は、数日分の水や食料を備蓄していても助からないと思っていてください。「なぜ助からないのか?」ということについては次回から説明していきます。
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