ひふみ神示(日月神示)G
なわ・ふみひとの超解釈

 大掃除で人民は三分の一になる  [TOP]

●神の仕組み、狂いはないなれど、人民に判らねば、それだけこの世の歩み遅れるのじゃ。この世は人民と手引かねばならんから、苦しみが長くなるから、千人万人なら一人ずつ手引いてやりてもやりやすいなれど、
世界の人民、動物虫けらまでも助ける仕組みであるから、人民早う改心せねば、気の毒いよいよとなるぞ。(秋の巻・第25帖)

 今回の世の立て替え・立て直しは「(日本人だけでなく)世界中の人々、および動物や昆虫、バクテリアに至るまで助ける仕組み」と述べられています。この物質体としての地球を置き去りにして、人間だけがアセンション(次元上昇)するということではないことがわかります。
 ただし、どうやら人間に関しては、自ら波長を高める必要があるようです。神様(高級神霊?)といえども「手を引いてはやれない」とおっしゃっています。後で出てきますが、「神頼み、人頼みをせずに、自分の足で立て」ということなのです。


三分の一の人民になると、早うから知らせてありたことの実地がはじまっているのであるぞ。何もかも三分の一じゃ。大掃除して残った三分の一で、新しき御代の礎と致す仕組みじゃ。三分むつかしいことになっているのを、天の神にお願い申して、一人でも多く助けたさの日夜の苦心であるぞ。(扶桑の巻・第7帖)

 「人民も三分の一になる」とあります。すでにその“実地”は始まっているようです。世界中で大規模な自然災害が発生し、多くの人が亡くなっているのはその現れかも知れません。この神示で気になるのは、「では残りの三分の二の人たちはどうなるのか」という点です。大掃除によって死んでしまうということではないようです。なぜなら、日月神示によれば、「この地球はこれから半霊半物質の世界になる」ということで、いま霊界にいる存在(私たちの先祖霊など)も終末の大掃除の対象になっているからです。三分の二の人が死んで霊界に行けば大掃除が終わる、ということではないのです。
 そういう意味では、日月神示の神様が「一人でも多く助けたい」とおっしゃってる内容は、単に「肉体の生命が失われないように守る」ということではないのです。そこが難しいところでもあり、大切なことなのです。いずれまた詳しく説明いたしますが、ここでは「現在地球上に生きている65億人の三分の一の人だけが救われるという意味ではない」ということを記憶にとどめていただきたいと思います。
 
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