ひふみ神示(日月神示)F
なわ・ふみひとの超解釈

 人民のみで世界連邦はつくれない  [TOP]

●みろくの世となれば世界の国々がそれぞれ独立の、独自のものとなるのであるぞ。じゃが皆それぞれの国は一つのへそで、大き一つのへそにつながっているのであるぞ。地上天国は一国であり、一家であるが、それぞれの、また自ずから異なる小天国ができ、民族の独立性もあるぞ。一色にぬりつぶすような一家となるように思うているが、人間の浅はかな考え方ぞ。この根本を直さねばならん。霊界の通りになるのじゃ。(秋の巻・第9帖)

 いまイルミナティやフリーメーソン、300人委員会、あるいはユダヤ地下政府(サンヘドリン)といった「陰の世界支配層」によって、「NWO(New World Order)=新世界秩序=世界政府」の樹立が画策されていると言われていますが、民族の独立性を無視して一色にぬりつぶすような世界政府をつくることはできないと、はっきり述べられています。その理由は、霊界が国ごとに独自のものとなっているからです。この世界は霊界との合わせ鏡となっていて、霊界で起こることが移写されてくる(=霊界の通りになる)のです。
 ですから、霊界が独立性を保っているかぎり、「地上天国(=神の国)」と呼ばれる新しい世界においても、民族の独立性はなくならないということです。そういう意味で、「陰の世界支配層」が進めている「サタンのシナリオ」は必ず破綻すると見るべきです。神の力を信じることのできる人であれば、決して恐れる必要はないのです。

人民のみで世界連邦をつくろうとしても、それは出来ない相談。片輪車と申してあろうが。目に見えぬ世界、目に見えぬ人民とのタテのつながりつけねばならん道理。人民同士の横糸だけでは織物にはならんぞ。(扶桑の巻・第9帖

 ここでも同じ内容が述べられています。いま「陰の世界支配層」が、国連という看板を使って世界政府を樹立しようとしていますが、それは実現しないということです。その理由は、この物質世界は霊界の「写し世」ということですから、霊界と現界を結ぶ「タテのつながり」を作らないと、いくらこの地上の「ヨコのつながり」を作っても駄目なのです。霊界こそがこの物質世界の「元の世界」であるという仕組みを理解しないと解けない神示でしょう

 
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