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             敢えて書く、日本人よ現実を直視せよ! 
  わたしにとっての重大覚悟の書、『維新の悪人たち』という本を出した。 
 副題は「明治維新はフリーメイソン革命だ!」。 
 さらに、帯の文章に注目してほしい。 
「伊藤博文による孝明天皇暗殺」、「明治天皇すり替え説」、「日本近代史の二大スキャンダルの闇に迫る!」 
 わたしの著書の昔からの読者なら、うなずく方も多いだろう。 
 しかし、ごく一般の人々が、これらのタイトルを眼にしたら困惑、動揺するはずだ。 
 その証拠に、ある席でこれらの事実を口にしたら、相手は「そんなことはないッ!」と激しく首を振って、顔色が変わり、一種のパニック状態に陥ったのだ。 
 心理学的には「認識の混乱」は、「生理の混乱」に直結している。 
 それまで自分が常識と信じてきたことが否定される。すると、体内で生理的パニックが起きる。それは、不快ホルモン・アドレナリンの分泌を加速するため、ムカムカしたり気分が悪くなったりする。 
 早く言えば、“ムカつく”のだ。 
 おそらく、書店でこの本の表紙を見ただけで、不快になり、顔を背ける人もいるだろう。それでも、わたしは、敢えてこの一冊を世に問うたのだ。 
 日本は今、政治的、経済的に未曾有の混乱期にある。 
 経済力も日に日に、まさに奈落の底に落ちるように、沈んでいく。 
「このままでは、日本はアジア最貧国に堕ちていく……」 
 本気で心配する嘆きの声を聞いた。 
 元海上自衛隊の幹部職だった方から、面と向かってこう言われた。 
「……ここまで書いたら、本当に危ないですよ。身辺に注意してください」 
 つまり、書いたことは、すべて真実だからだ。 
 だからわたしは敢えて書いた。 
 それは、現代日本人の覚醒を求めるためだ。 
「明治維新」の正体は、国際秘密結社フリーメイソンが仕掛けた、巧妙な“陰謀”だった……。この真実は、多くの歴史学者たちですら気づいていない。 
 それほど、闇の勢力の仕掛けは、巧妙だった……。 
 過去に眼を閉ざす者は、未来を見通すこともできない。 
 この日本近代史の真実に立ち返らない限り、今後、日本の未来展望も一切開けないだろう。 
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