日本の真相!
知らないと「殺される!!」
船瀬俊介・著 成甲書房 
第U部 
殺人医療に有害食品、次々はげる化けの皮
白い牛乳、35もの黒いワナ――
発ガンから犯罪まで、知られざる罪状
――栄養学から育児まで、
捏造神話で人類を支配してきた魔の歴史
 

 骨からカルシウムが溶出、骨粗しょう症に

 多量の牛乳、過剰なカルシウムは、人体にとって邪魔なだけではない。
 それらが大量に人体に入ると、消化吸収の過程で、酸性物質(酸毒)を発生させる。
 すると、体液は酸性に傾く。言うまでもなく、健康な人体の体液のPH(ペーハー)は弱アルカリ性である。
 これが、酸性に傾くほど、健康は損なわれる。
 最悪はアシドーシス(酸血症)だ。
 悪化すると死亡することすらある。
 だから、身体は、体液が酸性に傾くことを、必死で食い止める。牛乳多飲で体液が酸性に傾く。それを阻止するため、身体はその酸を中和するために、骨からカルシウムを溶出させるのだ。こうして、最悪の事態である体液酸性化を防ぐ。
 骨からのカルシウム溶出を、医学用語で「脱灰現象」という。
 カルシウムが溶け出た骨はスカスカになる。
 骨密度が低下し、モロくなる。
 つまり、ポキポキ折れやすくなる。これが骨粗しょう症だ。
 なんという皮肉か! 骨を強くするために牛乳を飲む。すると骨はモロくなるのだ。
 つまり、牛乳は骨を強くするどころか、骨をモロくさせ、骨折を多発させる。
 このメカニズムは、一部の生理学者の間では、古くから知られていた。
 彼らは「牛乳多飲は骨折の原因!」と警告してきた。しかし、彼らの声は圧殺された。学界どころか公になることもなかった。
 
 
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