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どちらがおすすめ? 欧米式orスウェーデン式
●180度逆、わが道を行く
ここまでみてくると、新型コロナウイルス感染者を、できるだけふくらませて医薬品漬け、ワクチン漬けにしたい――という“闇の支配者”の欲望がロコツです。
世界のコロナ・パンデミック騒ぎが、コメディに見えてきます。
はしなくもワクチン推進派の学者ファウチ氏が、アメリカ人に「集団免疫」はついてほしくない、と思わずトンデモ発言を漏らすなど、その思惑は、大きく崩れているようです。
そこで――。
「集団免疫」といえば、注目を集めているのがスウェーデンです。
この国は、その他大勢の国々とは180度異なった、真逆の道を進んでいます。
まさに、我が道を行く――。
世界中の国々が、悪質なデマに煽られ、コロナ感染を恐れて、国境封鎖、都市ロックダウン、外出禁止、企業活動規制など、前代未聞の“金縛り”政策に突入した。
そんななかで「人々の健康同様、国の経済も重要である」と、EUの中でも独自路線を選択したスウェーデン。むろん、コロナウイルス対策を放棄しているわけではない。
集団過密による感染を避けるため、集会は規制されている。
学校は高校と大学が休校で、小学校は開校している。子どもはほとんど、感染しても発症せず、他人にうつすことは皆無に近いと判断したからです。
●陽性者は0.045%
これら数少ない規制以外、市民の行動はまったく制限されていない。ほとんどの人々が、マスクも着けずに外出し、買い物をし、レストランで仲間と食事を楽しんでいる。
その他の国々は、ほとんど外出禁止令が敷かれ、まさに戒厳令モード。
両者は、同じ時代とは思えないほど対照的だ。
むろん、スウェーデンでもCOVID-19感染者は出ている。3月31日の時点で、陽性者は4,605人。人口1,022万人の0.045%だ。そして、コロナ感染が確認された死者は、239人。この数字をそのまま死亡率に直すと、5.2%になる。
テレビのニュースで「集団免疫を期待するスウェーデンだが、コロナ死亡率は85倍]という数字を目にしてギョッとした。「集団免疫策の代償は大きいなあ」とため息が出た。
しかし、カラクリがわかった。CDC(米国疾病予防管理センター)なら、強引にこれらすべて「コロナウイルス感染死」と片付けるのは、まちがいない。
これまで述べてきたように、それは「バスに櫟(ひ)かれてもコロナ死」というようなもの。
大人のスウェーデン政府は、そのような愚かなことはしない。
なお、スウェーデンでのじっさいの感染者数は不明だ。
そもそも無症状の人は、検査を受けない。ちなみに判明している感染者で感染率を算出すると、感染者は100万人あたり490人。残り99万9,510人は非感染者である。
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