コロナと5G
世界を壊す新型ウイルスと次世代通信
船瀬俊介・著 共栄書房 
第3章 
致死率0・1%、
普通のインフルエンザと同じだ! 
 
「コロナの恐怖をあおれ!」〈死ぬ死ぬサギ〉
の茶番劇
 
 
 
 スウェーデンに続け! 街に出よう

●日本で42万人死ぬ!?
 スウェーデンの選んだ国策を見ていると、右往左往している日本の姿が哀れに見えてくる。
 まさに、児戯にひとしい。
 毎日、このクニのテレビ、新聞で報道される「感染者」「死者」の数値も、ほとんど信用できない。これまで述べたように、それらはあきれるほど“水増し”されているからだ。
 コロナ禍がピークにあったころ、こんな数字が喧伝された。
「新型コロナウイルスで42万人死ぬ!」
 その予測に、ショックを受けた方も多いでしょう。
「……人と人との接触を8割減らさないと、日本で約42万人が新型コロナウイルスで死亡する」。これは4月15日、厚労省新型コロナ・クラスター対策班の西浦博教授(北海道大学)の記者会見での予測。あまりの犠牲者の多さに、マスコミも大騒ぎとなった。
 翌日、菅宮房長官は「政府の公式見解ではない」と否定した。
 では、42万人死亡説は、正しかったのか?
 西浦氏の数字の根拠は、「感染拡大の防止策を実施しなかった場合、重症患者が累計85万3,000人となる。その49%(41万8,000名)が死亡する」というシミュレーションである。
 4月15日の「クラスター対策班」のツイッターに、その根拠となるグラフが示された(グラフ3-6=省略)。
「これだと日本の新規感染者数は、これから指数関数的に増え、4月25日には、(感染者は)毎日1,100人に激増するはずだが、これは(実際の)統計データとは合わない。新規感染者数は、4月12日をピークに減り始め、15目には455人である(厚労省集計)」(サイト「JB press」)
 こうして、すべては彼の予測に反して推移している。
「……ようするに彼のモデルはデータを無視したお話であり、彼の『感染爆発する』という予測は外れっぱなしだった。これらはシミュレーションではなく、フィクション(作り話)なのだ」(同)
 しかし、このような冷静な検討はメディアでは行なわれず、42万人死ぬ、という言葉が一人歩きした。

●安倍内閣はお子様ランチ
 まず――。日本ではPCR検査が諸外国にくらべてケタ外れに少ない(グラフ3-7=省略)。
 その立ち遅れぶりには、ただア然とする。
 これは、安倍内閣の無能ぶりをクッキリと浮き彫りにしている。公文書偽造という罪まで犯しても居座り続ける。初めから不正選挙で権力を騙し盗った犯罪者集団なのだ。それを、ペテン世論調査で、“高止まり”支持率の世論をねつ造した犯罪マスコミが支えている。
 芯まで腐った政権に、まともなコロナウイルス対策など、できるわけがない。
 さて、PCR検査だ。
 中国、さらに韓国、台湾など真っ先に導入し、迅速な対応で注目された。
 
 
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