コロナと5G
世界を壊す新型ウイルスと次世代通信
船瀬俊介・著 共栄書房 
第3章 
致死率0・1%、
普通のインフルエンザと同じだ! 
 
「コロナの恐怖をあおれ!」〈死ぬ死ぬサギ〉
の茶番劇
 
 
 
 PCR検査発明者の警告

●ノーベル賞K・マリスの悔恨
 PCR検査――。それは、新型コロナウイルス診断の決め手とされる。
 中国、台湾、韓国が、水際で感染を食い止めたのも、早期にPCR検査を全面実施したからだ。……と、思われていた。
 ところが、この検査自体にも、怪しい黒い霧がたちこめている。
 「PCR検査は、感染症診断に使ってはいけない」
 なんともカゲキなことをいう人がいるものだ、と呆れる。
 いったい、誰がこんな非常識なことを言っているのか? 調べておどろいた。
 なんと、PCR検査の発明者マリス博士自身が「使ってはいけない」とアピールしているのだ。
 そもそも、このPCR検査を考案した研究者はキャリー・マリス医師は、どんな学者か?(1944〜2019年)。
 惜しくも2019年に他界している。彼はPCR検査を発明した功績によりノーベル化学賞を受賞。その高名な化学者が、自らの発明について、こう言明している。
 「PCRをエイズや他の感染症の診断に用いてはならない……」
 自ら発明の限界を認めている。だから、悔恨をこめて警告しているのだ。

●ウイルスは検出できない
 まず、PCR検査は、多くの「偽陽性」をもたらすという。
 つまり、全く何の検査もしていないのと同じである。
 そして、この検査の「信頼性」をもっとも強く批判していたのは、発明者自身であることは、先に述べたとおりだ。
 PCR検査の致命的欠陥をドキュメンタリー作家、M・メンディーザ氏が暴いている。
「PCR検査は新型コロナウイルスを検出するのではないのか?」
 メンディーザ氏は、PCR検査のペテンをバッサリ斬る。
「検査で感染性ウイルス検出はできない」
 それはどういうことか?
「検出できるのはHIVなど特有たんぱくのみ。その遺伝配列の一部は検出できる。しかし、ウイルスそのものは検出できない」
 つまり、遺伝子のカケラしか検出できない。
 だから、体内にコロナウイルスが存在するか否かは、まったく“わからない”。

●PCR自体がフェイクだ
 そんなこと、だれも言っていない! 聞いていない!
 メンディーザ氏自身、叫んで、肩をすくめる。
「……ウイルスを特定できないって? では、どうやってこれらの人々が同じ病気だとわかるのだ? それも同じ新種の病気(新型コロナ)だって?」
 つまりは、PCR検査自体がペテンだった……。
 「……これらの人々は、コロナ識別のためにPCR検査を受けたことになっているのだが、しかし、いまだに決定的な(感染の)証拠はない。彼らは、コロナウイルスなど、まったく持っていない可能性もある」(同氏)
 このドキュメンタリー作家も、PCRのデタラメさに呆れる。
 「……PCRは(ウイルスを)分離せず、特定せず、検出さえしない。しかし、PCR検査が標準となっている。世界中でコロナウイルス診断の手段となっている。全てのメディア、企業も認めている。しかし、少々の研究が示すところ、PCR検査とウイルスV病との関係は、もっとも良くいっても理論上でしかない。ただの見積もりだ。患者にエボラやエイズやコロナなどのウイルスがいると科学的にはいえない。メディアや日常化学が、コロナウイルスについては、“フリ”をしているだけだ。無差別的に視聴者の頭の中に(ウソを)注ぎ込んでいるのだ」(同氏)

●世界中を騙す壮大なペテン
 それでもメディアは、「コロナウイルスを検出!」と大衆の恐怖を煽る。
 メンディーザ氏は、このコメディを笑う。
 「……マスコミは、カリフォルニアのベイエリアでPCR検査によりCOVID-19の新たな4症例を報道した。これは、FOXのライブで予言されていた。しかし、何も心配はない。(普通の)インフルエンザより深刻ではないのだ。企業メディアのヒステリーが、また煽ったわけだ。何もない所から、“なにか”を作り出したわけだな。そして、数日後、これが“確認済み”の(コロナ感染)20症例になったのだ。サンタクララ市だけでだ! いったい、どうやって確認したのか? 連中はいわない。誰も知らないのだ」
 こうなると、PCR検査じたい、世界中をだます壮大なサギといえまいか。
 なんだか、PCR検査を語ることすらばかばかしくなってきた。
 
 
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