コロナワクチン
新型ウイルス騒動の真相と
ワクチンの本当の狙い
船瀬俊介・著 共栄書房 
第1章
見よ、スウェーデンの勝利宣言! 
 
陰謀はバレた、マスクをはずせ、街に出よう! 
 
 
 スウェーデン勝利宣言、感染・死者とも激減!

●“集団免疫”政策は有効だった
 「……わが国の戦略は有効だった」
 スウェーデン政府で主任疫学者を務めるアンデンシュ・テグネル博士は胸を張った。
 同氏は、同国政府のコロナ対策を陣頭指揮する最高責任者。
 その彼が2020年7月21日、政府を代表して公式に発表した。
「……新型コロナウイルス対策として導人した“集団免疫”戦略は、正しい選択だった」
 博士たちがとった措置は、他の国々とはまったくの真逆たった。
 集団免疫とは、どういうものか? それは「コロナウイルスの感染を防ぐのではない。ぎゃくに感染させる」。そのことで国民に“集団免疫”を獲得させるのだ。
 だからスウェーデンは、各国がとった国境封鎖も都市封鎖もしない。店舗の営業停止も外出禁止も、いっさい行なわない。それどころか、“三蜜”回避、ソーシャル・ディスタンスさらにはマスクすらしない。
 首都ストックホルムの盛り場の写真をみると、“三密”どころか、目一杯に賑わっている。そして、マスクをしている人も皆無。みんな、じつに楽しそうだ。
 ここでは、世界のコロナ騒ぎがウソのように思えるだろう。それどころか、偽パンデミック狂気の馬鹿騒ぎが、ありありと理解できる。

●何もしない“自然体”の勝利
 当初、世界各国はスウェーデンの“集団免疫”政策を、一方的に攻撃した。
 しかし、結果は他国の“期待”とは逆だった。
 7月21日、記者会見でテグネル博士は、自信と共にこう言った。
「……最新データでは、一日あたりの感染者数が急激に減少しています。死者数も急減しています。これは“集団免疫”戦略が機能し、コロナウイルスへの免疫が、すでに国民に比較的に獲得されていることの証しです」
 それまでに公表された累積死者数は、5.646人。それが、7月21日は7人のみ。集中治療室に入った患者はゼロ。感染者、死者とも激減している。
 しかし、これを“スウェーデンの奇跡”と称えるのも、いささか変だ。
『コロナと5G』(共栄書房)で解説したように、信頼に足る研究によれば、新型コロナウイルス致死率は0.1%以下……。ふつうのインフルエンザより弱いくらいだ。
 インフルエンザは毎年流行する。そのたびに国境封鎖していたら、バカである。
 気が狂ったも同然の対応といわれるだろう。
 ロックダウン、営業規制、外出禁止、“三密”回避さらにマスクの強制……。
 すべてが狂気の沙汰なのだ。
 つまり、全世界の人類が、完全に気が狂ってしまった。
 唯一正気だったのはスウェーデンと、その他カンボジア、ベラルーシの3国のみ……。

●いつもと同じ日々、他国は激変
 スウェーデンは、「何もしない」ことで勝利したのだ。
 同国政府は、称賛されても面映ゆいだろう。いつものインフルエンザ同様、何もしなかっただけなのだから……。唯一の例外は、集会の自粛要請のみ。それも、2020年10月からは500人までの集会はOKとなった。
 同国に在住する、みゆきポアチヤさんが、現地リポートを『現代ビジネス』に寄せている。
「……グーグルのデータによると、この間のスウェーデン人の行動パターンは、レストランやショップ、およびエンターテインメントに関連する活動の動きは1月〜2月に比べて3月〜4
月は13%減少したが、公園など野外へ出かける人は82%増加している。
 ちなみに近隣諸国と比べると、レストラン・ショップ・エンターテインメット関連活動は、同期間にフィンランドでは45%減、ノルウェー43%減、デンマーク22%減である。厳格な封鎖策が実施されているイタリアとスペインでは92%の減少だ。つまりスウェーデン人の行動様式は多少変化はしたものの、近隣国と比較するとほとんど変わっていない……」
 これはすなわち、偽コロナパンデミックによる経済破壊の差といえる。
“やつら”の狙いは健康破壊ではない。経済破壊なのだ。それから恐慌を引き起こす。
 失業者を溢れさせ、軍隊が雇用し、世界を軍国主義一色に染める。
 そうして、世界を2つにブロック化し、資源、食糧、エネルギーを奪い合わせる。
 そこにマッチを擦って投げ込めば、ボンッ……第三次世界大戦の勃発だ。
 真の狙いはこの大量殺戮による人口削減の後に宿願の人類家畜社会を建設することなのだ。

●感染40%で“集団免疫”達成
 4月16日の時点で、テグネル博士は“集団免疫”成功の手応えを得ていた。
 5月7日、ストックホルム市リンケビー地区では、アル・シヤカージ医師が報告している。
「……この地区では、“集団免疫”がほぼ達成されたようである」
 5月9日、ストックホルム大学トム・ブリトン教授が、英国ノッティンガム大学との共同研究で、数理モデルを用いて説明している。
「……スウェーデンの人口の40%が免疫を持てば、“集団免疫”が達成できます。すると、ストックホルムの感染拡大は6月中旬に止まります」
 同教授によれば「英リバプール別グループの研究も、ほぼ同じ結論に到達している」という。
 ハーバード大学の著名な疫学者マーク・リプシッチ教授も、この説を支持する。
“集団免疫”理論のブリトン教授数理モデルは、このように各方面から絶賛支持されている。
 もはや、勝負あった!

●狂いまくった他国が異常だ
 スウェーデンの勝利を客観的に証明するデータもある。
 グラフ−4(割愛――なわ)は、欧州他国と比較したスウェーデン100万人あたりコロナ死者数だ。「何もしなかった」放任主義のスウェーデンが、ベルギー、スペイン、イタリア、英国、フランス、オランダよりも少ない! まさに皮肉というしかない。
 グラフ−5(割愛――なわ)は、欧米13か国コロナ死者の変化だ。やはり、国境封鎖、ロックダウンなど強硬政策を取ったイタリア、オランダ、ベルギーなどのほうが、はるかに死者が多い。
 さらに注目すべきは、コロナ死亡者の平均年齢が80歳前後と高齢であること(グラフ−6割愛――なわ)。
 これは、イタリアなどにも共通する。
 そして、患者は3つ、4つの持病を抱えている。だから、死亡しても、真の死因は分からない。
 毎年、インフルエンザなどで高齢者が亡くなっている。コロナも同じパターン。つまりは、ふつうのインフルエンザと変わりはない。
 スウェーデンも、毎年流行するインフルエンザと同じ対応をとっただけ。
「なにもしない」というふつうの対応だ。
 つまりは、スウェーデン以外の国が狂いまくった対応をしたため、ぎゃくにスウェーデンが異様に見えた、というオチがつく。

●高齢、介護、持病、認知症……
 スウェーデンの“コロナ死”のほとんどは、80歳以上たった。
 2019年、同国の70歳以上の高齢者は170万人。そのうち18%が要介護者。そして、新型コロナ感染症による死亡者の90%が70歳以上の高齢者だったのだ。
「……死亡した高齢者の約80%が要介護者である。スウェーデンで高齢者を中心に死亡者が多く出だのは、介護施設でのクラスターが多発し、自宅に住む高齢者へもヘルパーを介して感染が持ち込まれたためである」(『Forbes Japan』2020/8/19)
 つまり、コロナで死亡するのはほぼ高齢者といってよい。
 それは、多くの調査が証明している。
「……多くの犠牲者が出た介護施設であるが、介護施設の入居者の過半数は認知症を患っており。残りは、基礎疾患を複数持つ全身状態の良くない高齢者、入居してから死亡するまでの期間は比較的短いことが知られている」(同)

●コロナ確率は8分の1以下
 同じことはインフルエンザや肺炎でも起こる。
 世界統計では毎年、肺炎で約1,500万人が亡くなっている。
 人は、なんらかの病気あるいは原因で亡くなる。それが、自然の摂理である。
 連日、メディアは「今日はコロナ死者が×××人」と公表している。
 そのバカバカしさに、そろそろ気づくべきだ。
 忘れてはいけないのは、コロナ診断の根拠とされているPCR検査のデタラメさだ。
 検査キット「注意書き」に「7種類のウイルスなどにも“陽性”反応する」と明記されている。そこには、インフルエンザA型・B型、肺炎ウイルス、アデノウイルス、パラインフルエンザ、さらにはクラミジア、マイコプラズマまで……。
 これらは、いつも身のまわりにある、きわめてありふれたウイルスだ。
 PCR検査“陽性”と出たら、これらウイルスの反応である可能性が、極めて高い。
 新型コロナに反応するとしても、その確率は少なくとも8分の1となる。
 さらに、「注意書き」は「7つのウイルスなど」という意味だ。
 その他ウイルスにもPCRは反応してしまう。
 アメリカの高名な学者が匿名で衝撃発表を行なっている。
 実験によってPCRは、ふつうのコロナウイルスにも“陽性”反応する! という。
 地球上に存在するコロナウイルスは約2万種……!・
 PCR検査“陽性”者は、今回の新型コロナ以外の可能性も大いにありうる。
 これらを考えると、スウェーデンを含め“コロナ死”と公表された数値は、じっさいのところ8分の1以下と考えたほうがよい。
 じっさい、きわめて多くのコロナ死者が発生した――と公表してきたイタリア政府は、“死ぬ死ぬ詐欺”ではないか? という追及に耐えかね、「本当の死者数は発表数値の21%である」と訂正している。同様に米CDCも、真実の死者数は発表数値の6%と公表!
 ただただあ然とする。
 
 
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