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              日本人70〜80%が「怖い“コロナ脳” 
 
                  ●「コロナ報道おかしいぞ」 
                  「これは、どうもおかしい……」 
 だれもが気づき始めている。 
 連日、連日、テレビや新聞は、いまだ新型コロナ報道の垂れ流し。キャスターは深刻な表情で伝える。「本日の新型コロナ患者、×××人発生……。第三波が懸念されます」 
 それが、昨日も、今日も、そして明日もくりかえされる。 
 どう考えてもおかしい。なんだか変だ。毎日、コロナ、コロナ、コロナ……。 
 それだけ、おおごとなのか? 他に報道することないのか? 
 身のまわり、だれもコロナで死んでねえよ? 
 マスコミの“あおり報道”も息切れしてきた。もはや………バテバテである。 
 すると、内部からも「コロナおかしいぞ」という声が上がり始めた。 
 日本人に恐怖を伝染させた、そのマスコミが、名指しでマスコミ批判を始めたのだ。 
                   
                  ●怖い! 日本8割、スペイン4割 
                  「もうやめてはどうか『コロナ恐怖』煽り」 
『週刊新潮』(2020/9/3)の見出し。そこには「あまりに大きい代償!」という警句。 
「……感染はひとまずピークアウトした模様だが、人の心に棲みついた恐怖心は、拔けないものらしい。優しさが失われ、経済はしぼみ、怖れる個々人も別のリスクにさらされる。だれもが自滅へと真っ逆さまの2020年のニッポン。いい加減、目を覚まそうではないか」(同誌) 
 そのとおり――しかし、“死ぬ死ぬ”詐欺であおってきたのはマスコミそのもの。 
「日本人が新型コロナを実態以上に怖れすぎていることは、論をまたない」(同誌) 
 そこで、アゴラ研究所代表で経済学者の池田信夫氏が指摘する。 
                  「……英国の大手世論調査会社ユーガブによると、日本では新型コロナが「怖い」「やや怖い」と答えた人の割合が、4月以降一貫して70〜80%と高い。いっぽう、十数万人が亡くなった米国は60%台、医療崩壊を起こしたイタリアは50%台、同じく英国やスペインは40%台にすぎません」 
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