効果がないどころか超有害!
ワクチンの罠
船瀬俊介・著 イースト・プレス 
第6章
医療マフィアが推進する「人口削減計画」

 恐怖の「マイクロチップ」埋め込み計画

 この豚インフルエンザ騒動を、もう少しくわしく振り返ってみよう。
 騒動の発端は、1976年、米軍基地内でひとりの若い兵士が死亡したことだった。死因は、新型インフルエンザ(HINI)への感染とされた。ここぞとばかりに、米国政府はWHOとCDCを焚きつけ、この新型インフルエンザが米国全土だけではなく、世界中に大流行する危険があるとあおった。
「全国民は予防接種を!」
 ときのフォード大統領は全米に訴え、大々的にテレビCMを流してキャンペーンを展開した。さらにドナルド・ラムズフェルド大統領首席補佐官(のちのジョージ・W・ブッシュ政権での国防長官)は、全国民に対する「強制接種」措置に着手した。
 その結果、約4,600万人が、安全性すらわからない、本来は豚用の豚インフルエンザ・ワクチンを、なかば強制的に接種された。そして、判明しているだけでも約4,000人が“重大副作用”を発症し、約50人が死亡した。この惨憺たる結果を受けて、ワクチン接種は即座に中止された。しかし、亡くなった犠牲者はもう帰ってはこない。
 しかもその後の調査で、驚くべき事実が判明した。政府もマスコミも、ヒステリックなほど新型インフルエンザの危険性をあおっていたにもかかわらず、国民の誰ひとりからもこの新型ウイルスが検出されなかったのだ。モリス博士の「この病気にかかっている患者はどこにもいない」という発言は正しかったのだ。
 さらに、新型インフルエンザで亡くなったとされていた兵士も、その後の調査で普通の季節性インフルエンザだったということが判明。要するに、新型インフルエンザの大流行そのものが起きていなかった。大山鳴動してネズミ1匹すら出なかったのである。
 また、当時のCDC所長は、広告代理店と手を組み、モハメド・アリといった著名人の名前を利用し、「彼らもワクチンを打つたのだから、国民も打つように」とあおっていた。ところが1979年、CBCテレビのドキュメント番組『60ミニッツ』で、この宣伝がまったくのウソだったことが明らかにされた。まさに恥の上塗りである。
 すべてが政府、研究機関、製薬会社、そしてマスコミによるでっち上げだった豚インフルエンザ騒動。しかし、“かれら”は性懲りもなく、2009年、まったく同じような「ニセパンデミック」を仕掛けた。米国政府と国際連合を動かし、またも「豚インフルエンザが流行している」というニセ情報を流布したのである。マスコミもこの詐欺に荷担し、今度は米国のみならず、世界中を巻き込む豚インフルエンザ騒動へと発展した。
 こうして、地球規模のワクチン接種計画は遂行された。翻訳家、為清勝彦氏は自身のウェブサイトで次のように述べている。
「この人類削減・心身まひ化を目的とする生物兵器戦(どちらかといえば情報戦の様相を呈しているが)、もしくは世界中の人々に対する一斉注射攻撃の宣戦布告となったのが、WHOが2009年6月11目、午後6時にジュネーブで行なったパンデミック(フェーズ6)宣言であった」
 ニセパンデミックの扇動にひと役買っているのは、ここでもWHOである。世界中のマスコミが、発表をそのまま垂れ流す。人々はパニックになり、ワクチンへと殺到する。まさに“かれら”の狙いどおりである。
 同年11月、FDAは4社の豚インフルエンザーワクチンを認可した。まさにシナリオどおりである。
 このワクチンの毒性もすさまじい。
「妊婦に接種すると、流産・先天異常のおそれ」
「安全チェックは、メーカー社員が7日間行なったのみ」
「乳幼児は、ほかのワクチンと同時接種すると危険」
 ところが当のWHOが、以下の公式見解を発表しているのだ。
「新型インフルエンザ・ワクチンに関して、“有効”とするデータはない」
 この凶悪な計画に、良心的ジャーナリストや研究者たちは、いっせいに反発。オーストリアのジャーナリスト、ジェーン・ブルガマイスター女史は、豚インフルエンザ騒動は製薬会社の金銭的利益だけではなく、やはり人類を“間引き”するための大量殺戮が目的であると鋭く指摘している。
 それと同時に、恐ろしい懸念も表明している。予防接種と同時に、マイクロチップの埋め込みが行なわれているというのだ。まるでSF映画のようだと冷笑する向きもあろう。しかしすでに医療現場では、さまざまな種類のマイクロチップ埋め込み手術が、ごく当たり前のように行なわれている。べつに不可能でもなんでもない。
 マイクロチップ技術の進化は信じられないほどだ。砂粒どころか、粉ほど小さい“パウダーチップ”まである。これなら注射によって注入されても、本人はまったく気づかない。
 野生動物の保護や観察の際、個体識別のためにチップを埋め込むことも、ごく普通に行なわれている。環境省は「危険動物へのチップ埋め込みマニュアル」まで作成している。これを「危険人物へのチップ埋め込み」と言い換えると、じつにわかりやすい。
 
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